文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

緩まないような緩み方/自粛生活で買った本リスト

緩まないような緩み方

徐々に自粛していくよりも、徐々に自粛を解いていくほうが難しいと思うのは私だけだろうか。どこをどう緩めたらいいんだっけ。もちろん緩めすぎて再度の緊急事態になってもいけないし。難しいところだ。

緊急事態解除からの土日。休日はまだ警戒したほうが良かろう、しかしテイクアウトを楽しむのはありだよねという話になり、久々に家族三人で車に乗る。事前に店舗に電話注文しておいたので、私だけが降車して支払と受取を行う。某レストランには何組かお客さんが居た。

近隣にある夫の実家にも立ち寄ったが(レストランの品もお裾分けする作戦)、これも夫のみが降車。窓越しに孫との再会を果たしてもらうスタイルをとった。全くお目にかかれない日々であったが、窓越しに我が子と手を重ね合う様子を見るに、喜んでもらえたのではないかと思う。

そして帰宅しみんなで食事をとる。テイクアウト品は少し冷め始めていたが、再び温めればそこまでクオリティは変わらない。ほぼ車の中にしか居なかったが良い気分転換になった。

引き続き「広島で宅配・テイクアウトといえばお好み焼きだよね」という文章を書いていたのだが、ありがちで終わりのない「私の好きなお好み焼きとは」という話になったのでカット。

自粛生活で買った本リスト

この自粛生活において、予想通り書籍をたくさん購入することとなった。あまりにも書いすぎたためにここで3月から5月中旬までに購入したものをリスト化しておく。

3月X日 Amazon
赤ちゃん本部長(1) (モーニングコミックス)
全3巻購入。第3巻はペアレンタルコントロールによりまだ子どもには見せていない。成長をみて判断。
地図帳の深読み
新詳高等地図 (Teikoku's Atlas)
地図の本が欲しいと調べていたところ発見した教科書のような本、そして今更だが購入した高校向け地図帳。私は高校時代に地理を選択しなかったので中学ぶりに手にした。スルメのようにじっくり楽しんでいる。

この頃は休校直後。まだ流通に関しては気にしていなかった。

3月X日 AmazonKindle
夫のちんぽが入らない(4) (ヤングマガジンコミックス)
単行本も文庫も持っているが漫画も。漫画は電子書籍にした。

3月1X日(Amazon
NHKラジオ基礎英語(1) 2020年 04 月号 [雑誌]
NHKラジオ基礎英語(2) 2020年 04 月号 [雑誌]
NHKラジオ基礎英語(3) 2020年 04 月号 [雑誌]
毎度おなじみ基礎英語、今回は年度始めだったので1から3全て購入。

3月2X日(Amazon
「地図感覚」から都市を読み解く: 新しい地図の読み方
2月に蔦屋書店のフェアで「空想地図キット」を購入したが、その作者さんの著書。最初は基礎的な話なので初心者も安心。徐々にハッとするような箇所が増え、引き込まれる。地図好きのくせに方向音痴な私、この本をきっかけに治ると良いのだが。実践しようにも自粛の日々である。

3月2X日(Amazon中古)
日本の醜さについて 都市とエゴイズム (幻冬舎新書)
大学の学友が教えてくれた本。ちょうど2月の文学フリマ広島のころに教わったので、それを懐かしみながら注文した。まだ読んでいないので読まねば。

4月10日(広島蔦屋書店)
名探偵コナンの10才までに覚えたい難しいことば1000 | 小学館
『棚から一掴み 第12号』kza2企画

広島蔦屋書店さんには本のことでお邪魔したので「これは不要不急ではない!」と判断。週末外出自粛のお供を急いで選ぶ。 やはりリトルプレス 、それも山下達郎ラジオリスナーにはお馴染みの言葉「棚から一掴み」が気になって。同人誌の同人誌というアイデアよ。子への土産はコナン。 https://t.co/CED4xHiPKa

4月1X日(紀伊國屋書店
動物のお医者さん 1 / 佐々木倫子 - 紀伊國屋書店ウェブストア
自粛生活の潤いに、子どもも大人も楽しめる漫画をと思い購入。愛蔵版の1巻から6巻まで大人買いAmazonに全巻なかったことと、できるだけ日本の書店や個人書店での購入に意識が向き始めた。注文して少し時間がかかった記憶がある。この頃から徐々に物流倉庫内の勤務人数or出庫数が制限されていたのでは、とぼんやり推測。

4月1X日(Amazon
NHKラジオ基礎英語(1) 2020年 05 月号 [雑誌]
NHKラジオ基礎英語(2) 2020年 05 月号 [雑誌]
NHKラジオ基礎英語(3) 2020年 05 月号 [雑誌]
Amazonで買うのは控えていたが、基礎英語に関しては予約注文していたため。引き続き3冊様子見。

4月2X日(ホリデイ書店)

みぎわに立って | ホリデイ書店
ホリデイ通信バックナンバーセット | ホリデイ書店
こちらに関してはブログに記載済み。

4月2X日(紀伊國屋書店
兄の終い / 村井 理子【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
子どものドリル類とともに購入。さらっと読める量だが、毒親族に苦しんだ人には辛いかもしれない。しかし登場人物が明るいのが救い。特に、お兄さんのお子さんの幸せを心から祈る。

5月X日(ほんのみせマドカラ)
山とそば | ほんのみせ マドカラ
非常時のことば 震災の後で | ほんのみせ マドカラ
SOLD OUTですが、マドカラさんの紹介文を読んでいただきたいのでリンクはそのまま。
いずれもまだ読みかけ。『山とそば』には宮島だけでなく岩国も載っているのがポイント。岩国には友人も数人居て、私も何度も訪れてきた。白蛇〜!
『非常時のことば』は、今まさにこのタイミングで読むべきかと思って購入。数日前に買った『みぎわに立って』にも登場する石牟礼道子さんの名前がここにも。驚いた。

5月X日(紀伊國屋書店
2020年6月30日にまたここで会おう / 瀧本 哲史【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
CREA(クレア) 2020年5月号 - 紀伊國屋書店ウェブストア
前回の紀伊國屋書店の注文からまだそんなに日が経っていないのにダメじゃないか、と思ったが、子どもの日に何もしてやれていない関係もあり諸々注文と同時に自分の本もちゃっかり注文。
ランキングに載っていて知った『2020年6月30日にまたここで会おう』、非常に良い買い物だった。このような講義をまとめた本は、大学テキストと同様にマーカーを入れたくなる。現在読書2周目、書き込み開始。
いつもは「贈り物バイブル」特集の時に買うCREA、今回は旅気分を味わいたかったのと、するめ基金の報告が載っていたため購入。

5月1X日(Amazon
NHKラジオ基礎英語(1) 2020年 06 月号 [雑誌]
NHKラジオ 基礎英語2 2020年 6月号 [雑誌] (NHKテキスト)
4月と5月はお試しの意味もあり基礎英語1から3まで買っていた。しかし3は私のみ晩ご飯を作りながらシャドーイングしているような状況だったので、6月号からは1と2のみにした。必要なら電子書籍で追って購入すれば良い。聴取は引き続き1〜3で。

5月1X日(tababooks)
仕事文脈 vol.16 | タバブックス
仕事文脈 vol.14 | タバブックス
本と□ Books & something vol.2
いざリンクを貼ろうとしたら、tababooksさんの通販サイトにアクセスできなかったので関係ある箇所へ。文フリ東京きっかけに『仕事文脈 vol.13』『仕事文脈 vol.15』は手に入れていたのだけど、今回は最新号vol.16と抜けていたvol.14を。
関連して「本屋さんの書いた文章」が読める『Books & something』も。「四角」の部分はどう表記すべきか迷ったがそれもまた作者の皆さんの意図なのかもと思ってみたり。

3月から5月(某ネットショップ)
大あたりアイスクリ-ムの国へごしょうたい / 立原 えりか【作】/北田 卓史【絵】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
英語のひみつ (学研まんがひみつシリーズ)
買った時期と場所は敢えて書かないが(上のリンク先サイトではない)、この時期に購入した古本。古本屋での偶然の出会いではなく、ずっと探していた2冊を見つけ買い求めた。いずれも私が幼い頃に読んでいたものである。

注文中(テキレボEX)

文学系即売会は文学フリマしか行ったことがないけれど、他にもいくつかあるようす。時折TwitterのTLなどで見かけ名前だけは知っていたテキレボ(Text Revolutions)、この新型コロナの状況を踏まえ全通販型即売会として開催されることを知った。

テキレボEX 早速注文&入金完了!来月の到着が楽しみ!文フリで知った本も。#テキレボで楽しみな本 『モンゴル 命の草原よ永遠に』『岩手と私』『旅の恥切り貼り帖 時効ですよ! vol.1』『自費出版体験記〜夢・現実・次の夢〜』『松風を食す。』『掘削日和』著者名略。また到着後改めて! https://t.co/pjtRlFKWw2

5月31日(日)まで開催とのこと。詳しくはこちらを→Text-Revolutions Extra | Text-Revolutions

追記

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先日取材いただいた記者さんより掲載紙を頂戴した(ありがとうございました!)。取材の日を懐かしく思い出す。3月が随分昔のように感じるのは、きっと私だけではないだろう。

季節に置いていかれても

トイレットペーパー、ハンドソープ、除菌スプレー、珈琲、おやつ、米、本、ノート。これらは自粛生活で消費ペースが速くなったもの。ハンドソープは売り場の棚がガラガラ。いつも使っていた泡ハンドソープの詰め替えも当然無く、固形石鹸でやり過ごしている。

耐え忍んでいるように見えて、時間もあっという間に過ぎていく。やるべきことが案外多いのだ。暇な時間もつい、子どもの学習法や新型コロナ関連の情報を追ってしまう。ついこの間まではマスク職人状態だったが、ある程度作り終えた。すると脳は次のことを探し始めるのだろう。それは自粛の日々に限ったことではなく性格的なものもあるだろうが。

朝食後に子どもの布団シーツを洗うべく作業していると、ラジオから山崎まさよしの曲が流れてきた。昔流行ったような気がするこの曲、久しぶりに耳にしたら何だかゆっくり聴きたくなった。布団の上に腰を下ろしてみる。白いレースカーテンを通して窓から差し込む光、そこに舞う細かい塵。洗面台のあたりから夫の身支度の音がする。子どもはキッチンのテーブルで友達に手紙の返事を書き始めた。

外は6月の気温だという。人類が季節に置いていかれたような気持ち。だがそれを憂いても何も始まらない。この曲が終わったら家事の続きをするぞと自分に言い聞かせつつ、しばし頭を休める。

個人書店ならではの、本との出会い方

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画像は「おうち時間」でやむなくお菓子の製造量が増加した結果生み出されたもの。

自分が本好きでリトルプレスまでも作っているせいか、このような状況だとつい本屋さんを応援してしまう。もちろん医療関係・配送・食料などなど、諸々頑張ってくださる皆様に感謝している。しかし、ここでは自分の得意分野に関することを発信するのがよかろうと考えた。

本は命を繋ぐ衣食住の優先順位から外れるかもしれないが重要なのだ。最近はみんな家にいるからインターネットに接続する人も多く、我が家のネット環境だと時間帯によっては重く繋がりにくい。我々が動画鑑賞などハードに使いすぎて制限が来ているのかもしれないが。

そんなときに頼りになるのは本だ。子どもの退屈しのぎになるうえ教養を高めることができる。ある程度何かをやり尽くし暇だ暇だと子どもが言い出したら「とりあえず本棚見て何か読んで」と言う。子ども向けだけでなく大人の本も許可する。もちろんネットと同じくペアレンタルコントロールをしたうえで。最初はぶーぶー言っていても、気づいたら静かに何か読んでいる。そこから何か別のやりたいことを思いついたりもする。

4月の再休校にあたり子どもの学校からも課題が用意されたが、算数は復習ばかりで新学年の内容がない。他の科目もそこまでたくさんの新規内容はない。中には学校に教科書を預けっぱなしの科目もある。さらに自粛・休校が予想されるなか、我が家は前学年の復習をやり終え新学年の発展・難問系ドリルしか存在しなかった。基礎は大事、基礎あっての発展である。その対策のため教科書準拠のワークを取り寄せるなど本屋さんにはお世話になった。以後、学習指導要領対照表を見ながら勝手に授業計画を立て日々を過ごしている。

本屋さんも、大型連休を前に続々と休業のお知らせを(SNSで)見かけるようになった。大型書店さんも大変だが、個人書店さんは特に心配である。ネット通販をされているところには出来るだけ協力したい。あまり頻繁だと私の財布の事情もあるし、世の中の配送量を増やしすぎてもいけないから様子を見ながら。

そう思っているところに出会ったのが『みぎわに立って』であった。

ちょうどホリデイ書店さんで私の本『ゴミ処理場の静と動』の通販が始まり、そのページを見た流れで『みぎわに立って』の表紙の美しさに目を奪われた。

いわゆるジャケ買いに近いが、内容も気になった。これもまた、個人書店「橙書店」を営む田尻久子さんの書かれた本だったからだ。個人書店さんの推す個人書店の本、これは余程のことだろうと私は解釈した。

届いて本を読みながら、私は薄々この書店を知っているような錯覚に陥っていた。でも私は熊本市内をぶらぶらしたことがないし…おかしいな、と思い色々検索し気づいた。まず、すでにSNSで田尻さんの本や橙書店の情報に触れていたこと。タイムラインで何度も田尻さんの別の本『橙書店にて』の表紙を見かけた。見かけたのにその時は何も気づいていなかった。

さらに「丁寧な暮らしではなくても」という最高に心をくすぐるフレーズに惹かれて購入した『暮しの手帖』2020年2-3月号。「目利きの本屋さんに聞いてみた」というコーナーに田尻さんも登場している。たしかにこれも読んでいた。

遡って『CREA』の2016年12月号。私の愛する「贈り物バイブル」特集号に、村上春樹さん熊本訪問の記事が載っている。そこにも橙書店のことが書かれている。ああ、読んでいたのに全く気づいていなかった。こんなにたくさん橙書店/田尻さんの本に触れるチャンスがあったのに。ようやく私はそのチャンスを掴んだのであった。

リアルな本屋さんに行けばこんな出会いがもっとたくさんある。けれどそれが叶わぬ今、ネットでも同じように出会わせてくれたのは、やはり個人書店さんゆえのことだと思う。前回ブログに書いたマドカラさんにしてもそう。通販でも個人書店さんの良さが出ている。だから是非色んなお店に「遊びに」行ってみて欲しい。

↑このリンクを作られたのも『みぎわに立って』の出版社である里山社さんだ。これもまた、その事実に気づかずSNSでリンクを見つけリツイートしていた。

(私は色んなものをタイムラインで見ているけれど、ちゃんとその情報を自分のものにしていないなあと思う。情報の整頓しやすさもリアルな紙の本ならではだな、と思ってみたり。本題からズレてすみません)

こんな出会いがあるから本が、読書が、書店巡りがやめられないのだ。きっと今、それどころではない方もたくさん居られよう。その合い間でもし、何かで頭を切り替えたい、何かに触れたいなんてことがあったら、本や活字に触れてみて欲しいと思う。

各自の持ち場で(新聞掲載こぼれ話・図書館郷土資料に・マドカラさん取扱の件など)

一人時間が足りない

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毎日インターネットのどこかには居るが、なかなかホーム(ここ)に戻ってこられなかった。原因は一人時間の圧倒的不足。子どもが小さい頃は手がかかるので「成長すると自由な時間がある」と思っていたがそれは間違いであった。子どもの留守中だけでなく、Eテレを見せながらとか、寝かしつけながら布団の陰でこっそり書いていたこのブログ。今はパソコンやスマホを開こうものなら「何やってんの」「見せて」と言われるので注意が必要だ。隙間時間もつい手軽なSNSを優先してしまう。マスク作り職人と化しミシンに向かう時間も増えた。

加えてこの新型コロナウィルスの休校。私はおうち小学校の担任として指導や励ましに当たっている。小学校は4月より登校が始まっていたが、15日から再度の休校。外出も自粛となった今、散歩に行くことも控えているので自宅でラジオ体操とYouTubeでのエクササイズに励んでいる。夫も時折自宅で仕事することがあるので、私一人の時間はスーパーに行く時だけである。

勤め人の皆様、特に医療最前線やスーパーなどの生活必需品店舗で働く方々に比べれば私の状況などぬるいものだ。しかし、日々の小さな記録を後回しにすると、塵も積もって山となり忘れてしまうので、意識的に細かく記載して行かねば。というわけでこれは子どもがゲームアプリをプレイしている最中などを見計らい、通常より一層小刻みに書かれたものである。

新聞掲載こぼれ話

↑「記事は有料」と書いていますが、正確には無料会員登録すれば読めるそうです。よろしければ是非!

新聞社の取材を受けたのは3月のこと。コロナの関係で日にちが一度ずれた。記者さんは自宅まで来てくださるという。それは休校中にありがたいお申し出。まだこの地域に外出自粛が出ていなかった頃の話である。記者さんは指定の時間である午前10時ピッタリに我が家のインターホンを鳴らしてくれた。

子は隣の部屋でドリルをし、10時半からは探究学舎の無料授業をながめる。これも3月当時の話。私は記者さんに「珈琲でいいですか?」と尋ねつつ、返事を聞く前から既に珈琲豆に手をやっていた。

念のため、記者さんには私の活動の流れを事前に書面にし送付していた。それを確認しつつ、さらなる質問を受ける。本名は明かしていないこと、何故なら親族に活動を知られるとマズいことなどを説明した。厳密に言うと、知っている親族は夫と我が子、そして活動上どうしても説明せざるを得なかった一人のみである。これ以上は拡げられない。

私の居住地が広島市であることは、ここをお読みの皆様には薄々お判りであろう。今回新聞には西区在住とはっきり書かれていた。たしか西区まではオープンにしてもいいと言ったような言わなかったような。西区も広いので、まぁ大丈夫だろうと判断した。

実はこれまで、なんとなくイメージとして「廿日市市および佐伯区の広電沿いに住む人」を想定してこのブログを書いていた。時に広島市中区っぽくも見せていた。これに気づく人など誰も居ないと思うが……。

というわけで私は広島市の東部あたりのことがよくわからない。行かないわけではないし、さらに東にある呉市の古い飲み屋街を撮影した記憶もある。だが記者さんはさすが様々な場所をご存知で、これまで私の本で取り上げた場所はもちろんのこと、東部に近いスポットの話をしてくださった。取材されつつ勉強させてもらった気分だ。

記者さんも我が子と同じ小学生のお子さんがいらっしゃり、コロナ休校中の学習や基礎英語の話をしたりなど、育児についても語り合えた。やはり本や漫画がお好きで、その話をしたなぁ…と思いながら掲載された新聞をながめていると、掲載当日のRCC(という地元テレビ局)のイマナマという番組にご本人が出演されていて驚いた。まさに「コロナ休校中に読む本」の話をされていた。タイムリーすぎる。

※もちろん記者さんに小学生のお子さんがいらっしゃることはテレビ番組内のテロップでも表示されていたのでご安心を。

図書館の郷土資料に

その新聞記事が4月10日の新聞に載っていると私に教えてくださったのは、実は記者さんではなく某図書館の方だった。

そもそも、わたのはらさゆのFacebookページに図書館関係者さんからメッセージが届いたことから話は始まる。どうやら私の本と名刺を、どなたかが図書館に何らかの方法で送られたようなのだ。それが手渡しなのか、郵送なのか、はたまた不要な本の寄贈というスタイルなのか、詳細は図書館の方もわからないという。なぜなら、先方はむしろ「わたのはらさゆさんが本をくれた」という前提でメッセージをくださったからだ。

もちろん私は何も知らず、いきなりメッセージが来て驚くばかりであった。結果的に本を郷土資料として置いてくださるという話になり、先日図書館へ郵送にて納品完了した。これもコロナのため皆様に閲覧いただくのは先のことになるかもしれない。だが、貸出予約はできるかもしれないので、状況が判明次第お知らせできたらと思う*1

ちなみに、新聞掲載の少し前から図書館さんとはやり取りしていた。蔵書に至ったのは図書館に提供くださったどなたかのおかげである。図書館に届いた本は『BRANCH_HIROSHIMA』で、Facebookメッセージを連絡先とした名刺があったということは、おそらく第1回文学フリマ広島か当時の通販でお求めいただいた方であろう。ありがとうございます。そして蔵書を決め、快くやり取りいただいたお二人の図書館関係者さんにも感謝申し上げたい。

ちなみに、蔵書となるのは『あなたの知らない宮島』『BRANCH_HIROSHIMA』『BRANCH_HIROSHIMA vol.2 DOBASHI』の3作品である。

マドカラさん

またまた、それと同時進行で動いたのが広島のネット書店「ほんのみせマドカラ」さんでの取り扱いである。こちらも図書館同様『あなたの知らない宮島』『BRANCH_HIROSHIMA』『BRANCH_HIROSHIMA vol.2 DOBASHI』の3作品。マドカラさんは偶然にも西区(ネットオンリー書店だがサイトの情報欄に西区とある)。同じ西区の個人書店さんと来れば、即決である。しかもセンスある品揃えと紹介文。あの並びに我が本も、ありがたいお申し出に心が躍った。我が本を置いてくださる各店舗、この時期大変なこともあると思うがガンガン応援していきたい。

広島蔦屋書店ホリデイ書店Bookshop Traveller北欧フェミニズム入門・枇谷さん扱い)/ほんのみせマドカラ

今後の活動

先日、これもまた新聞掲載の日、用事があり広島蔦屋書店さんを訪問した。前回お邪魔した時よりもコロナの状況は変化していた。「ここでリトルプレスの灯火を消してはならぬ、頑張ろう」と蔦屋の担当Kさんとも語り合った。

現在、一応秋の文学フリマ東京に申し込んでは居る。2021年2月の文学フリマ広島も出たい。全てはコロナ次第だ。

さらにもう一つ目標がある。全て落ち着いたら、広島蔦屋書店でイベントを行うことだ。力強く「絶対にやりましょうね」と言われた日のことを私は忘れていない。各々の持ち場でやれることをやろう。主張するべきところは主張し、あらゆる情報を冷静に判別し判断しよう。

*1:4/16 15:54追記。予約の引きとりは今日までで、あとは臨時休館の模様…

新型コロナとピアノの格闘/新刊通販開始のお知らせ

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世の中の情勢が緊迫している時、私はインプットに走る傾向にある。数年前に土砂災害があったときもそうだった。自分が安全な場所におり、またボランティアに行こうにも子どもが小さく難しかったというのもある。そんな私が家族を守りつつも何をすれば良いのか。土地や地域について調べているうちに放送大学の科目に行きつき「そういえば私、大学編入と卒業の目標忘れてたわ」「こういうときだからこそ学ばなければならない、世の中を知るには基礎知識や教養がなければ」と気づいた。そして結果的に放送大学とは違う大学に編入したのであった。

今は学問的なインプットというより、本作りの基礎的な部分を追いかけている。主に地図関係の本ばかり購入してしまう。日頃から寝る前に地図を眺める傾向にあるが、その上の段階である「地図の読み方」に注目している。そこから都市の特徴がよく見えてくると考えた。新型コロナには直接関係がない話だが、世の中が大きく動揺しているなかで都市のあり方や地形の特徴、人の流れや文化などは全く関係ないともいえないのでは、という「こじつけ」もしつつ。

さらに自分のインプットだけではなく子どものインプットや教育も同時進行で考えている。もちろん健康のことを第一にしながら。相変わらずドリル類をこなしながらピアノの練習に明け暮れる日々である。

ピアノをやっている我が子にとって、グランドピアノに触れない期間が長引くのは大問題であった。家には電子ピアノしかない。ただでさえコンクールに出始めてから一年以上が経過し、電子ピアノに限界を感じているところ。2月は週一でグランドピアノ練習室を借りていたのだが新型コロナで閉鎖。やむなく他の練習室やホールを探し回り、なんとか二度ほど外部で練習をした(上の写真はそのときのもの)。そのうちいつもの練習室もレンタル再開。人の少ない平日だけ・なるべく公共交通機関を使わず・他者と距離を取る、というマイ感染対策ルールを適用し通っている。徒歩の時間が大幅に増えたので子の運動不足解消にもなる。

しかし、もう1ヶ月以上個人レッスンを受けていないという状況は変わらない。子が1歳のころから音楽教室のグループレッスンに通うようになって、こんなに長く指導を受けないことなど無かった。個人でピアノレッスンを追加してからは、ほぼ週一で先生に見てもらっている。それゆえ、最近だんだん弾き方が自己流になっているのではないかと焦る。レッスン時に私が取ったメモを読み返しながら練習しているが、限界がある。

これを下書きしている数日のあいだに、レッスン再開日のお知らせが来た。お知らせが来ただけで、レッスン自体は先のこと。しばらく自主練のみの日々が続く。まだまだ状況は変化しているから、ひょっとしたらグランドピアノ練習室にだってまた通えなくなることもあるかもしれない(そのくらいの危機感は持たねばならないだろう)。

だから私は毎回、子の演奏を録画するようにした。本当だったら立つはずだった大きな舞台も中止になった今、練習している曲が作品としていったん完成する瞬間がいつ訪れるかわからないからだ。この数ヶ月の子どもの努力をせめて動画で形にしてやりたい。そしていつか舞台にまた立てる日が来た時、それを超える演奏ができるように。

まだピアノが弾けるだけ良いのはわかっている。大きな災害や病気で、物理的に・身体的にピアノが出来ないことだってある。緊急事態というのは、いつも突然やってくるものだ。日々覚悟を決めて生きよう。

ついTwitterにぽろぽろ投稿しがち/こちらはまとめて書きがちですが、3月24日から予定どおり新刊の通販を開始しています。お出かけできない今日この頃、ゆっくり本でも読みましょう。いつかまた旅に出られる日を夢見て。

臨時休校の日々

文フリ広島当日がどんどん遠ざかり、新型コロナの記憶が日々蓄積されているような感覚。とはいえ窓の外は春らしい(時に冬の寒さも戻りつつ)。

家族での外食を控えていたがそろそろ限界となり、この週末に食事目的でアウトレットを訪れた。この騒動で閑散としているのではないかと思ったからだ。屋外も多いので空気も良かろうと考えた。ところが逆に大盛況。フードコートに溢れかえる人々。我々はアウトレットでの食事を諦め別の場所の回転寿司に出かけた。

回転寿司もまた新型コロナの影響を受けているのではと考えたがそこそこ人がおり、事前情報どおり回転させずオーダー方式をとっていたので安心して食事ができた。しかし食事の際、マスクはどこに置いたら良いのだろう?顎の下にズラすのも不衛生だし、そこらに置くのもなんだか違うし。鞄に入れたら鞄の中が菌まみれだろうし。ティッシュでサンドしようか?

子どもの学校も臨時休校である。通常1ヶ月かかるドリルはこの2週間で既にやり終えてしまった。春休み用に用意していたものも終わりが見えたので、次なる本を求め本屋さんへ出向く。

臨時休校でドリル類の売れ行きは好調という記事を見かけたし、実際愛用のドリルが品切れで取り寄せたりもした。また、納品と打ち合わせで広島蔦屋書店さんを訪れた時も盛況であった。みんな本を求める傾向にあるのか、はたまたアウトレットと同じくみんな我慢の限界なのか、よくわからない。けれど私たちの生活、つまり購買活動はこれからも続く。うがい手洗い換気にマスク、諸々気をつけつつ心も体も健康な生活を送りたいものだ。

まだまだ臨時休校、そして春休みは続くわけで。我が家の展望は次の通り。

・引き続きドリルなど勉強。弱点克服!

・いつも通りNHKラジオで基礎英語。年度終わりでストーリーも終盤、楽しすぎる。

・可能な範囲でグランドピアノのレンタル(レッスンも休みでどんどん感覚が狂っている気がする。こういう時ピアノ弾ける親御さん羨ましい)

・毎日親子で散歩。ここのところ少し遠いスーパーに行くようになった。

・私は筋トレ(最近YouTubeでKEIKOさんの尻トレなどをやっている。5分や7分で出来るのでありがたい。キッチンの床でトドがドタバタ跳ねているような気分だがこれも見た目と健康のため…)

第2回文学フリマ広島のお礼とレポート

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開催から2週間近く経ってしまいましたが、文フリ広島に無事出店いたしました。お世話になった皆様・ご出店の皆様・ご来場のお客様、ありがとうございました。
毎度おなじみ、出店のレポートや戦利品のご紹介などなどお送りいたします。

会場入りの様子

今年もまたバスにうまく乗れませんでした、とほほ。こんなの私だけなんですホントに。なんで当日はあんなに慌ててしまうのだろうか。県庁前から23番でも23-1番でもない別のバスに乗ってしまい、八丁堀で乗り換え。26番のバスで会場前まで。今年も隣は五月人形でしたw

設営振り返り

入場したのは10時20分くらいじゃなかったかと思うのですが、事前に設営リハーサルをしたおかげか比較的スムーズに準備できました。

しかし、前回の文フリ東京で使ったポスターなど一部再利用したこと、また持ち運ぶにあたりポスターを気軽にクルクル巻いて行った結果、見た目が無残なことになってしまいました。ポスター持ち運び用の筒を導入するなど、今後の課題です。

文フリ広島の場合は会場付近にセブンイレブンがあるので、そこでコピーして行くのもアリか…いや当日混雑したらいけないし、あくまでそれは緊急時のみにすべき…じゃあ道中でコピーするのがいいのかな?…などなど考えてみたり。

会場のコロナ対策

今回は新型コロナウイルス&季節性インフルエンザ対策が必要となったわけですが、運営さんサイドが事前にアナウンスしてくださっていた以上に、非常に過ごしやすい会場となっていました。間を開けて配置してくださったおかげか広々として空気も通り、換気もバッチリ。トイレには手を拭くペーパーも設置されていました。

前回、11月の文フリ東京は出店者もお客さんもギュウギュウですごいことになっていましたが、広島はいい意味で人が少なく快適。その人の少なさも決して寂しい訳ではございません。見本誌コーナーや休憩コーナーで思い思いに過ごす人が多いイメージ。そこから売り場に来てくださっているのが、出店しながらよくわかりました。

いよいよ販売開始!

昨年は開始早々から前半にお客様が集中したので、今回もそのようになると予想していたのですが意外とゆっくりペースでスタート。不思議だなあと思っていましたが、そっか、今回は文フリ終了後に会場内でトークイベントがあったのでした。なので後半にお客様が集中している感じ。

しかし前述のように思い思いに過ごす人が多かったためか、みなさん長時間滞在されていたのではないかな?と勝手に思います。ゆっくり吟味するというか。

こちらにも「さっき読んで面白かったので」と別の本をお求めになるお客様や、去年に引き続きのご来訪&ご購入のお客様、また去年買った本をお友達に貸して、そのお友達とご一緒に来訪いただいた方も。文フリ広島のご縁に感謝申し上げます。

というわけで今回休憩は退出する事なく自ブースでサクッと済ませました。飲食店よりも換気で風通しがよくて過ごしやすかったもので。検索すると換気からの砂埃を指摘されている方もいらっしゃったので、場所も大きく関係しているかもしれません。きっと今後の課題として、事務局も対応されることでしょう。

また、個人的にはいつもお世話になっている書店の皆さんにお目にかかれたのも非常に嬉しかったです。書店の皆さんも文フリに注目されている・楽しんでいらっしゃるのがよくわかります。広島でも「二子玉川本屋博」の広島ver.あったら面白そう。

「戦利品」、そして気になるブースの紹介

私は自分のブースもあるので全てのブースを見ることはできませんでした。ですが開催前よりTwitter等で狙っていたものはどうしても買っておかねばなりません。 

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  • 『Cis(2巻)』新島みのる
     新島さんのモンゴル本を狙っていたのですが残念ながら売り切れ!いやー、そりゃ分かります、だってモンゴル旅行記なんてそうそうお目にかかれませんもの。
     他の本はどんなのが?と思いお伺いすると、船で暮らすお話であること、2巻からでも読めること、さらに解説キャラブックまで付いているとのことで『Cis』の2巻を購入。我が子もそのうち読むのでは、という目論見です。
  • 『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓』遠藤雅司(音食紀行)
     前回の文フリ広島で隣の隣→お隣になった音食紀行さんの本、狙っておりました。歴メシとお菓子、どっちにしようか悩んだ結果、より自分で作りたくなる方を選択。この本はレシピ本の要素も音楽本の要素もあるのが魅力ですよね。
     私は音楽に疎くサリエーリさんのことを何も知らないのですが、この一年音食紀行さんをTwitterでフォローして何となく気になる存在に…。この本で知っていきたいと思います。
  • 『短変集』変人類学研究所(東京学芸大学
     今回お隣にいらっしゃった皆さん。仏像マスクを被った女性を筆頭に、サークル名といい謎の集団でいらっしゃいました。いや、その謎さが彼らのテーマであったと、この本で思い知らされたのです。
     通りかかる人にも「怪しくないですよ」と笑いながら仰る彼らは東京学芸大学の研究所の皆さんでした。「変」人類を研究するところだったのか……。彼らは文フリ初出店だったそうなのですが非常に飲み込みが早く、パパっとその場で看板を作ったり(それがフォントを工夫したりとすごく可愛い)さすが物事を研究していらっしゃるだけのことはあるなと思いました。
     本の中身も「多様性」と「変」の違いについて考えさせられるものでした。我がブースに応援にきてくれたお友達も笑いながら読んでいたほど。今回のコピー本はのちにお宝になるかもしれない。今後の動きに要注目です。
  • 北村亭
     我がブースのお隣、もう一方は「北村亭」さん。何と北村薫先生のファンサイトで、先生の30周年記念同人誌を掲げ各地の文フリを全国ツアー中とのこと。
     私は高村薫先生にいっときハマっていたのですが、北村薫先生も行っておくべきでしたねこれは。北村先生の本を読んだ事がないので購入していないのですが、むしろ入門の手助けとして購入しておけば良かったか!?と今更思っております。
     今私の手にあるのは北村亭さんのフリーペーパー。それも我が子がチラシ置き場から貰ってきたやつ。ありがとう我が子。北村作品ランキング、参考にさせていただきます!わー1・2・3位のタイトルめっちゃ見覚えある…ホント読んでおけば良かった!!

そして終了

16時に文学フリマ広島終了。予定通り、家庭の事情によりトークイベントに出席せずそのまま失礼いたしました。タクシー移動が必要で会場前の道路に立つか隣の西展示場側のタクシー乗り場?溜まり?に行くか悩みましたが、目の前に空車のタクシーが来てすぐさま挙手。タイミング良くてよかった…次の用事にもなんとか滑り込みました。

今後の予定

次の出店は秋、11月の文学フリマ東京を勝手に予定しています(現在まだ申し込み開始されておりません)。そのころには今の新型コロナウイルスも収束していますように。

それまでの期間は秋の新刊作り。内容はぼんやり考えていますが、やはり大きな旅の本をつくりたい。難しければツイートでも書いた、フリーペーパー書き下ろしエッセイみたいな話の寄せ集め(『本と旅への憧憬』と仮タイトルだけは決めています)を一冊の本にしてみたい。そんな気持ちです。

新刊の通販、発送は3/24以降です

というわけで新刊『BRANCH_HIROSHIMA vol.2 DOBASHI』、文フリ当日以後も各方面に納品した結果、用意した70冊完売いたしました。ありがとうございます!!

現在増刷を依頼しておりまして、通販は3/24以降の発送になりそうです。そのためしばらくお待たせしてしまいますが、何卒宜しくお願いいたします(またそのころ新刊の通販ページを公開しお知らせします)。

最後に

文学フリマは直接お客様とやりとりできるという魅力があります。さらにそれだけではなく、多くの本や出店者さんに出会えるお祭りですね。両方を味わえる楽しさは即売会ならでは。毎回そう思いますが、今回も強く実感しました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。