文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

対象物を見つめる

「破産者マップ*1」というサイトを知ったのは週末のことである。官報に載った破産者のリストを地図上で見られるようにしたものだ。事故物件をマップで示した「大島てる」に近い。興味本位で表示してみたところ、想像以上にたくさんの破産者が世の中に存在す…

納品と購入

前回のエントリーでお伝えした通り、広島の蔦屋書店で私の本を販売していただけることになった。この経緯をどこまで公に述べていいのか判らない。ただ、先月行われた文学フリマ広島の会場には蔦屋書店の方も来場されており、私の本を認識していただいていた…

キッチンタイマー

ブログ開始当初の、ほぼ毎日のペースで更新していたころの記事を読み返すと「キッチンタイマーで30分をはかり、誰もいないキッチンでノートパソコンに向かって時間内にブログを書く」というような内容が出てきた。そうそう、最初はそのようにして、まるでエ…

肩書き

広島蔦屋書店のリトルプレスフェアについて……Twitterにて先行して報告、今日新刊も納品しました。後日改めてここに書かせてください。 * そんなこんなで、活動の幅を広げる意欲が湧いている。ネット通販もそろそろ導入して良いのではと判断した。双方の個人…

表現活動は限られた人のものではない

文学フリマ広島から数日が経った。過去2回の文学フリマ東京では「非日常の世界を楽しめて良かったな」という気分だったのだが、馴染みの場所での開催だったことから「日常と非日常が入り混じる面白さ」を感じた。 地元の友達や通信制大学の友達が来てくれた…

文学フリマ広島のお礼とレポート、品切れフリーペーパーの全文公開

自身三度目、そして自宅から比較的アクセスしやすい開催地での初出店となる「第一回文学フリマ」、ご来店・ご購入・励ましいただいた皆様ありがとうございました。おかげさまで非常に有意義な時間を過ごすことができました。 当記事にて当日のレポートと、早…

第1回文学フリマ広島・出店の詳細お知らせ

第1回文学フリマ広島【!!!入場無料・入退場自由!!!】に出店し自作の本を売ります。 ◎開催日:2019年2月24日(日)◎時間:11時〜16時(今回は時間いっぱい販売します!)◎場所:広島県立産業会館 東展示館 第2・第3展示場*1◎ブース位置:「F-10」(会場…

文フリ新刊試し読み:『BR_HIR(BRANCH_HIROSHIMA)』

記念すべき第1回文学フリマ広島まであと9日。当ブースF-10(eventmeshはこちら)で販売する新刊は広島らしい本で行きたいなと考えました。西日本在住の*1私が写真ストックをひっくり返し、今はなき広島の魅力的な建物や街の過去と現在を比較するという試みを…

おしゃれは大変(アンテプリマ活用編)

以前「バッグ買いすぎ問題」について、このブログに書いたことがある*1。あれから一年以上経過した今も、意識してバッグを増やさないよう心がけている。当時買った「雑誌の付録バッグ」は故障したため、新しい「雑誌の付録バッグ」を年末に導入した。そう、…

何のために弾くのか

私に起こったことの全てをそのままインターネット上に晒すわけにはいかないので、ここに書くときはいつも多少のフェイクを入れている。もちろん書きたいことの本筋はブレない程度に。そんなわけでタイミングを見計らっていたが、そろそろ子どものピアノコン…

天から降りてくる音

子どものピアノコンクール準備と、自身の体調不良でドタバタする日々である。コンクール前の追い込みの時期…つまりまだ曲が仕上がっていないこともあり、音楽教室に出入りする回数も多い。 そこで先日のレッスン後、たまたま居合わせた他のレッスン生を先生…

Queenの与えた影響

先月、遅ればせながら映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見てきた。今更説明する必要もないほど人気のこの映画。SNSでも大絶賛のコメントを多く見かけ、リアルなお友達数人も興奮の感想を述べていたことから、興味を持っていた。 また、私は音楽映画を好む傾…

私の元旦

一月一日の過ごし方は結婚以来ずっと変わらない。私は前日砂抜きをしていたハマグリでお吸い物を作り、祖母手製の餅をレンジにかける。そのあいだに夫が郵便受けの年賀状を確認する。お吸い物と餅を椀に入れ雑煮が完成、おせちを広げみんなで朝食をとる。爆…

年賀状を出す

早くも今年は家族全員冬休みに入ったため、我が家はドタバタと大掃除を展開している。日頃から主婦である私が綺麗にしておけば良かったのだが、ついつい後回しにしたベランダや手の届かないところの掃除、さらには手の届くところの掃除まで幅広く家族を巻き…

「歌うように」

子どもとの暮らしについて、近況報告がてらまとめてみる。 音楽教室の自作曲発表会が終わり、現在はコンクールに向けて準備をしている。初のコンクール、まさかバリバリ勝ち進むだろうなんて思っては居ないけれど、経験を積む良いチャンスだ。目標があると、…

「ある指導員」終了のとき

画像はフリー素材です(Canvaを使っていますよ) 「仕事と恋愛は似ている」と、今まで何度も耳にしてきたようなことを書いてみる。 「ある指導員」の職務最終日は突如訪れた。しかし、このブログにも書いていたようにずっと「試用期間での終了」の気配を感じ…

冬の気配、ふたたび

ドラッグストアのレジに並んでいると聴き覚えのあるイントロが耳に入ってきた。懐かしくて、冬の気配がする。去年、子どもと「冬はいつから始まるのか」話したことを思い出す*1。今年の冬もつい先日やってきた。あれだけ暖冬の気配が漂っていたところに気温…

日常と非日常

張り切って塗ったネイルカラーが剥げてきた。除光液で一気に落とす。文学フリマ東京から一週間以上が過ぎたのだと気づく。 * 私はいつも通りの日々に戻った。とある指導員としての出勤では、いつも通りとことん怒られる。指導員の指導員から「この調子だと…

文学フリマ東京:お礼と出店レポート(長文)

おかげさまで「第27回文学フリマ東京」に無事出店して参りました。友人たちの協力とご来店&ご購入いただいた皆さんのおかげで充実した時間となったこと、感謝申し上げます。二度目の参加・初の長時間滞在だったからこその喜びや発見もありました。詳しくレ…

第27回文学フリマ東京出店の詳細おしらせ

イベント詳細 第27回文学フリマ東京【!!!入場無料!!!】に出店し自作の本を売ります。開催日:2018年11月25日(日)場所:東京流通センター 第二展示場ブース位置:2階の「カ−24」時間:11時〜個人的都合により16時販売終了(イベントは17時まで) 詳細…

試し読み:『A 18kipper』公開

いよいよ次の日曜に迫ってきました第27回文学フリマ東京。そこで販売する新刊『A 18kipper』の試し読みをアップします。 前回2作はエブリスタにアップしていたのですが、今回は内容の構成上テキストではなくキャプチャで、このブログ内にてお送りいたしま…

音楽を作り、届ける

子どもの作曲発表会が終わった。 今回、自作曲を弾くという初の挑戦。個人レッスンで先生に見てもらっていたけど、家での弾き様を見る限り怪しい。心がこもっておらず弾くことに終始している。「タメ」も無くてアッサリした感じ。これはレッスンで学んだこと…

休息が必要

1〜2年に一度、疲れた頃に発症することで私の中ではお馴染みの胃腸炎にかかった。文学フリマの準備と家族のアレコレと新しい仕事でドタバタしていたからだろうか。 毎日ヤクルト飲んでるんですけどね。かかりつけ医にそう言うと「1本じゃ足りんってことよ」…

CHANEL in Miyajima!?

宮島の町家通りを調べたり、それに関する本を文学フリマで販売するということは、それなりに宮島のことが好きで興味がある。SNSも当然それを察知し広告を打ってくるわけで。先日SNSで「CHANEL MATSURI IN MIYAJIMA」という広告を見かけ「は?あの世界遺産で…

ブックコンシェルジュ母さん

今回の通勤ルートは図書館に寄りやすく、先日の帰宅前にも吸い寄せられるようにフラリと入館。その際、なんとなく目線を送った先に子ども向けのオススメコーナーがあった。そこで一際目立っていた本、これは我が子が好みそうだと借りることにした。もし気に…

森下典子さんの本

先般亡くなられた樹木希林さん出演の映画『日日是好日』の宣伝を見かけることが増えた。そこで「原作・森下典子」の名を発見し、ハッと息を飲む。 忘れもしないその名前、私が通信制大学時代にヨーロッパの芸術史を学ぶ上で参考にし衝撃を受けた本『前世への…

教える、を忘れないように

「とある指導員」というだけあって、新しい仕事は「誰かに何かを教える」仕事だ。いくつか実践し、「指導員を指導する人」に改善点など教わっている。 今回私は「ほとんど方向性はOK、だけどちょっと言い方がキツいかも。この箇所がダメだとか、こうすべきだ…

さなぎ

出勤日が少ないとはいえ新しい仕事に取り組むとなると頭を使う。家で書類に向き合っていると手も目も使う。つい無理な姿勢をして肩こりが悪化した。しまい込んでいたマッサージ器を慌てて引っ張り出す。それでも子どもが帰る時間に家に居られるのはありがた…

聖地巡礼の喜び

これまでに何度か我が子から「ママは小学生の頃にどんな本を読んでいたの」と聞かれてきた。 子どもが生まれてから月齢ごとに本人に合いそうな本を買ってきているが、不思議と自分の幼い頃に読んでいた・見かけた本が現役で販売されていることが多い。書店の…

子どもは秘密を守らない

前回のブログに書いた「ある指導員」の適性試験は無事合格した。詳細は書けないが、教育関係の地味で薄給な仕事である。しかし基本的に週一回出勤なので子どものスケジュールとも合わせやすく、台風で休校などといった最悪の事態にも子連れ出勤が可能という…