文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

緊張のコスメカウンター

前回のブログを書いてから、化粧下地と色付きリップを買うために百貨店化粧品フロアにあるシャネルのカウンターを訪れた。私は見た目も中身も比較的地味な主婦。普段はドラッグストアのプチプライス・コスメばかりを愛用している。しかし以前もらった化粧下…

香りの記憶

新婚旅行で訪れた外国のホテルは、ロビーにスパイシーかつ甘い香りが漂っていた。日本にもいくつかそんなホテルがあるが、その界隈のホテルのロビーは大抵ディフューザーのようなもので香りを噴射していた。しかもホテルごとに香りが微妙に違い、それがまた…

魔物の出現と退散

ずっと書きそびれていた子どものピアノコンクールの話。次なるコンクールは惨敗であった。せっかく勝ち進んだけれどそのチャンスをものに出来なかった。練習如何の問題ではなく、手がピタリと止まってしまったのだ。 その瞬間「あれ、この曲どんな曲だっけ、…

こめかみと寺院

先日出かけた古本市で児童用の英英辞典を見つけた。正確には海外の子どもが使うオールイングリッシュの辞典である。#カジル横川古本市 へ。最終日、ギリギリ間に合いました。#ホリデイ書店 さんも出店されてましたよ。古本には思いがけない本との出会いがあ…

雑誌掲載のお知らせ/リトルプレスの自由/第二版

こちらでのお知らせが遅くなりましたが、広島の雑誌『Grandeひろしま』夏号(25号)に私の本が載っています。正確には、蔦屋書店の江藤さんがリトルプレスについて語られているコーナー内、江藤さんが手に持たれている本が私の『BRANCH_HIROSHIMA』。さらに…

地味服にスカーフ、毛皮にスニーカー

「年をとると顔の周辺の華やかさを求めがち」という話を以前書いた。それに関連して、ここ数年スカーフやストールが欲しいという欲求と戦っている。 ちょうど春夏だからというのもあるだろう。この5月は特に暑く、昼間は薄手の服でないと過ごせなかった。し…

旅先のフレンチ

小学生のころ、現在住んでいる街(敢えてどこかは書かないが、もうバレバレのあの街)に旅行者として二度宿泊した。そのときどこで晩御飯を食べ、どこに泊まったんだっけ?と、ふと考える機会があった。 もう随分と薄れてしまった30年前の記憶をなんとか引っ…

チラシ配りと演じる私

子どものピアノコンクールが終わった後*1、平日に何度かチラシ配りのバイトに出かけた。馴染みの派遣会社を通した期間限定の仕事で、健全な会社のチラシだったこと(危ない・怪しいチラシなどこの身を晒して配りたくない)、配布時間も短時間で子どもの帰宅…

本にしたい景色ばかりで

ブログを更新していない間に2つの旅に出ていた。Twitterやインスタに情報を載せつつもブログに書いていなかったのは、それらがまた本の題材になる気がしたから。でもそんなことを言っていたらいつまでもブログが書けない。ブログに書いたっていいじゃないか…

新装版リリース(Mac縦書きの死闘と共に)

つねづね、自分の制作した最初の2冊(『Hoytard1996』『あなたの知らない宮島』)のことが気になっていた。サイズにこだわったゆえに他の書籍に比べて扱いが難しい。飾れる本をと思って作ったのだが、本棚に入れる場合のことをもっと考えるべきだった。また…

ホリデイ書店での休日

ゴールデンウィークも終盤に差し掛かってきた。旅も終わってしまったので、長期休暇の如く子どもと向き合う日々である。休めるのは良いことだが、長すぎてワンパターンになりすぎてもお互いくたびれるだけ。 そんなときは本屋さんに行くのがちょうど良い。フ…

【写真】平成最後の旅・ダイジェスト/秋の新刊予告

4月27日から29日までの旅であった。30日は家でのんびりし、平成最後の寝かしつけ寝落ちと共に令和を迎えた。そして即位に関するニュースをテレビで見ながら令和最初の日を過ごす。 この旅に関して、次回秋の文学フリマ東京・新刊本にする予定もあるため、ダ…

LCCの手荷物制限に挑む

旅行のことばかり考えて風邪をひいた。調子に乗って浮かれて調べ物ばかりして、頭に血が上り体は冷えていたといったところか。独身時代「アタック25」に応募し予選会当日に発熱、欠席したのを思い出した。子どもにも「旅を楽しみにし過ぎて熱を出さぬように…

計画を楽しんでこそ旅/高知からの「おもしろミラクルルート」

旅は計画から始まる。旅本編だけが旅ではない、計画を楽しんでこその旅。これが私と夫の信条である。 世間は近々ゴールデンウィークだが我が家には関係のないこと、夫が仕事の日には子と近隣の低山にでも登るかと私は考えていた。そこに夫から「○日間の連休…

通販「わたのはらブース」開始/飛ばした風船

このたび拙著の通販を開始致しました。ご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。 ●以前4/10までとお伝えしていました広島蔦屋書店のリトルプレスフェアが常設に!引き続きよろしくお願いいたします。●そして通販「わたのはらブース」先程オープン、3冊を…

こだま各駅停車の旅「徳山」

「こだま」しか停まらぬ新幹線駅に魅力を感じる人は結構多いのではなかろうか。私もその一人である。 週末、友人母子と我が家の母子で山口県周南市にある徳山という駅までプチ旅行に出かけてきた。 博多方面に向かって左側(つまり海側)の車窓に荘厳とそび…

そして春

駅で指名手配犯のポスターを見つけた我が子が「こわいね」と言う。そうだね、犯人だからね、ウキウキ楽しそうな写真は無いんじゃないかな。笑顔の写真もあるけど、白黒というメリハリある色に極悪な罪状が並ぶとおどろおどろしく見えるのだろう。 「もし犯人…

対象物を見つめる

「破産者マップ*1」というサイトを知ったのは週末のことである。官報に載った破産者のリストを地図上で見られるようにしたものだ。事故物件をマップで示した「大島てる」に近い。興味本位で表示してみたところ、想像以上にたくさんの破産者が世の中に存在す…

納品と購入

前回のエントリーでお伝えした通り、広島の蔦屋書店で私の本を販売していただけることになった。この経緯をどこまで公に述べていいのか判らない。ただ、先月行われた文学フリマ広島の会場には蔦屋書店の方も来場されており、私の本を認識していただいていた…

キッチンタイマー

ブログ開始当初の、ほぼ毎日のペースで更新していたころの記事を読み返すと「キッチンタイマーで30分をはかり、誰もいないキッチンでノートパソコンに向かって時間内にブログを書く」というような内容が出てきた。そうそう、最初はそのようにして、まるでエ…

肩書き

広島蔦屋書店のリトルプレスフェアについて……Twitterにて先行して報告、今日新刊も納品しました。後日改めてここに書かせてください。 * そんなこんなで、活動の幅を広げる意欲が湧いている。ネット通販もそろそろ導入して良いのではと判断した。双方の個人…

表現活動は限られた人のものではない

文学フリマ広島から数日が経った。過去2回の文学フリマ東京では「非日常の世界を楽しめて良かったな」という気分だったのだが、馴染みの場所での開催だったことから「日常と非日常が入り混じる面白さ」を感じた。 地元の友達や通信制大学の友達が来てくれた…

文学フリマ広島のお礼とレポート、品切れフリーペーパーの全文公開

自身三度目、そして自宅から比較的アクセスしやすい開催地での初出店となる「第一回文学フリマ」、ご来店・ご購入・励ましいただいた皆様ありがとうございました。おかげさまで非常に有意義な時間を過ごすことができました。 当記事にて当日のレポートと、早…

第1回文学フリマ広島・出店の詳細お知らせ

第1回文学フリマ広島【!!!入場無料・入退場自由!!!】に出店し自作の本を売ります。 ◎開催日:2019年2月24日(日)◎時間:11時〜16時(今回は時間いっぱい販売します!)◎場所:広島県立産業会館 東展示館 第2・第3展示場*1◎ブース位置:「F-10」(会場…

文フリ新刊試し読み:『BR_HIR(BRANCH_HIROSHIMA)』

記念すべき第1回文学フリマ広島まであと9日。当ブースF-10(eventmeshはこちら)で販売する新刊は広島らしい本で行きたいなと考えました。西日本在住の*1私が写真ストックをひっくり返し、今はなき広島の魅力的な建物や街の過去と現在を比較するという試みを…

おしゃれは大変(アンテプリマ活用編)

以前「バッグ買いすぎ問題」について、このブログに書いたことがある*1。あれから一年以上経過した今も、意識してバッグを増やさないよう心がけている。当時買った「雑誌の付録バッグ」は故障したため、新しい「雑誌の付録バッグ」を年末に導入した。そう、…

何のために弾くのか

私に起こったことの全てをそのままインターネット上に晒すわけにはいかないので、ここに書くときはいつも多少のフェイクを入れている。もちろん書きたいことの本筋はブレない程度に。そんなわけでタイミングを見計らっていたが、そろそろ子どものピアノコン…

天から降りてくる音

子どものピアノコンクール準備と、自身の体調不良でドタバタする日々である。コンクール前の追い込みの時期…つまりまだ曲が仕上がっていないこともあり、音楽教室に出入りする回数も多い。 そこで先日のレッスン後、たまたま居合わせた他のレッスン生を先生…

Queenの与えた影響

先月、遅ればせながら映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見てきた。今更説明する必要もないほど人気のこの映画。SNSでも大絶賛のコメントを多く見かけ、リアルなお友達数人も興奮の感想を述べていたことから、興味を持っていた。 また、私は音楽映画を好む傾…

私の元旦

一月一日の過ごし方は結婚以来ずっと変わらない。私は前日砂抜きをしていたハマグリでお吸い物を作り、祖母手製の餅をレンジにかける。そのあいだに夫が郵便受けの年賀状を確認する。お吸い物と餅を椀に入れ雑煮が完成、おせちを広げみんなで朝食をとる。爆…