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一緒に生きてきたミュージシャン

地方都市のテレビにも東京と同じようにGINZA SIXの開業情報が流れる。草間彌生という名前を出さなくても、あの天井に吊り下げられたオブジェを見て子どもが「あっ、あれ、カボチャのあの人の」と指差す。その人らしさを貫くことが大きなインパクトとメッセージ性を持つんだな、と気づかされる。

椎名林檎トータス松本が歌うこのGINZA SIXのスペシャルムービーを見た。銀座の街の古さと新しさが融合したような演出。上質なミュージカルのような雰囲気は、ここ数年の椎名林檎(もしくは東京事変)らしさが溢れている。

彼女は1978年生まれ。私とほぼ同世代だ。彼女が新宿系自作自演屋と自称しデビューした頃からずっとその存在を意識してきた。刹那的で、自らの心のうちをさらけ出したり閉ざしたりするような葛藤を描いた歌詞世界。衝動的ながらも美しいメロディ。陰と陽を併せ持ったような人だなと思った。途中の休業、バンド結成を経て、徐々に「いきいきとした大人」になっていく様は、生きにくい十代・二十代前半から年齢を重ねるに従って自分の人生をつかみとっていくような感覚を持っていた私自身にフィットした。

彼女の音楽・ビジュアルのイメージは、変化してはいるが根幹にあるものは同じだ。それは同じ人間なのだから当たり前ではあるが、初期の作品にそのベースとなるものが伺えることもあり、こちらも嬉しくなる。彼女が過去の作品をセルフカバーしたときの仕上がりの良さなどでも判る。

これからも私は彼女の作品を聴いたり見たりしながら、これまでの自分と今の自分をみつめることだろう。ものすごくファンで、ライブに通ってて、というわけでないけれど、彼女が歌っていると私も刺激になる。「林檎世代」として彼女の活躍をこれからも楽しみにしている。

 

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今日の記事は700文字程度でサクッと終わってしまいました。いつもキッチンタイマーで30分セットしてこれを書いているのですが今日はまだ7分の余裕。もう少し掘り下げたほうがいいのかな?そもそもそんなに長く書かなくてもいいか、なんて思いつつ、自分のペースを探っています。

体調が悪いときは子どもを寝かしつけながらスマホで下書きをしていました。そして隙をみて手直し。気分転換にもなりますね。