自分に名前をつけるとき

このブログを書くと決めたとき、悩んだのはURL及びハンドルネームだった。長く使用したハンドルネームは本名をもじったもので、もう夫や友人も知っており公的なものに近くなっているから使いたくない。「love_sweet_forever_miracle_2000」のような、昔の女子高生が使っていたようなアカウントにする勇気もない。ミレニアムなあの頃の「何でもかんでも2000をつけてやる」みたいな風潮はむしろ懐かしい域にきている。私としては「ドリフ大爆笑2000」を実現させたかった。そんなことはどうでもいい。ハンドルネームを決めなくてはならない。

自分に名前をつけるなんて、なかなか難しい行為だ。宝塚歌劇団の生徒の皆さんのような煌びやかな名前をつけるわけにもいかない。自分に相応なものは、案外人に決めてもらったほうが的確なのではないかと思う。でも、こうやって自分の世界でコツコツと書くことを決めた場合、人にお願いするのも変な話だ。

そんなとき、ちょうど子どもの利き手の話になった。私はこれまで子ども自身に利き手を委ねてきた。調べたところ無理強いは逆に子どもの精神面に良くないという説もあったからだ。だが「左利きは良くない」と説かれることもある。鉛筆を持つ手は右に統一していたので、食事も自然に右になるかもしれませんね、と言いながらやり過ごしてきた。本人はまだ決めかねている様子だ。でも、それでいいと思う。自分のタイミングで、自分の納得できる方を選べば良い。その気持ちと、自分のハンドルネームを悩む気持ちがリンクした。

結果的に、URLを見ていただいたらわかる通り「leftright」になった。URLはleftrightとつながっているが、はてなIDではすでに「leftright」に先客がおり、私のIDは「left_right」となってしまった。「leftright2000」にすべきだったか。いや、そんなことはどうでもいいんだってば。

これはL⇔Rのアルバム名『Lefty in the Right』にもヒントを得た。サブタイトルは『左利きの真実』。このタイトルの完成度ときたら。これだけで満足してしまい、このアルバムは買ったこともないし聴いたこともない。でも、タイトルはずっと心の中に残っている*1。こんな心を鷲掴みにされるような文章を書きたいな、という願いも込めて。

Lefty in the Right?左利きの真実

Lefty in the Right?左利きの真実

 

*1:あのアルバムがリリースされたのが1992年4月。もう25年も経ってしまった。さらに黒沢健一氏も亡くなってしまった。