文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作り始めました。

占いは「振り返り方式」で

いわゆる「占い」に行ったのは、今のところ人生で二回だけである。いずれも独身時代、友達と「ノリ」で行ってしまった。女同士だと占いは盛り上がるからしょうがない。最初は旅行先で。特に占ってほしいこともなかったので「この先交際したり結婚したりすることはあるのでしょうか」という控えめな質問をしてしまった。こんなの、占い師はイエスと言うに決まってる。

二度目に行ったのは街の中。有名な姓名判断のお店だった。仕事をしながら、転職してやろうと思いいくつか履歴書を送ったりしている時期だった。ちょっと気になる男性も居た頃。「仕事は変えなくていい」「その男性とは全く縁がない」……一応、占いは当たった。

その後結婚し子どもが生まれ名付けに悩んでいるとき、夫の上司がその姓名判断のお店を紹介してくれたらしい。結局は姓名判断に頼らず名前をつけたのだが、私が以前行ったことがあるというエピソードを夫が上司に話すと「奥さんがあの店に行ってそういう結果が出たからこそ、今があるんだな!!」と言われたのだそうだ。そこまで仰々しくは考えていないけど、何を選択するかで人生は変わるんだよな、と当たり前のことを改めて実感してみる。

占いでどんな結果が出ても、結局どうするか決めるのは自分だ。でも当事者である自分は楽な方を選んでしまいがち。占いに行き誰かに見てもらうことで、自分を客観視しようとしているのかもしれない。だったらカウンセリングでもいいような気がするが……。もしかしたら占いにはカウンセリングの意味もあるのか。どっちもやっている人とかいるのだろうか。

結婚し落ち着いた今、占いにそこまで敏感ではなくなった。ただ、占いが「当たっていたかどうか」を見るのは結構楽しい。というわけで、今年の手帳は石井ゆかりさんの「星ダイアリー」を使っている。

フェリシモの占いでもおなじみの石井ゆかりさん。どうやら最近TVで宮沢りえさんも紹介していたらしい(と、Twitterでチラ見した程度なので詳細はよくわからない)。占いというより読み物にも近い語り口で、あまりネガティブな表現をしないという印象。何月何日にこんな節目があなたを待っているかも、などと書いてあるのだが、後日読み返したとき「あたってる!」と思うことが多い。このブログをはじめたときも”遠い場所への扉が「満を持して」開かれる”と書いてある日で「おおっ!」と思った。もちろん、書いてあることに特に心当たりがない日もある。でもなんとなくのバイオリズムはちゃんと合っている。面白いなあ。

これから起こることを占って「ああどうしよう」と慌て悲しむよりも「まあなんとかなるぞ」「困難も楽しんでいこう」と思いながら過ごし、あとで振り返って「そういうことか」と思う方が心穏やかに過ごせる気がする。ちなみに明日の私は”愛が「生まれる」ようなタイミング。大切なものと結びつく”ですって。果たしてどうなるでしょう。何はともあれ、良い一日になりますように。