文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作り始めました。

ただの砂糖ではない

以前、よそのおうちにお邪魔したときに珈琲をいただいたのだが、そのとき見た砂糖に心奪われた。昔の喫茶店にあったような、琥珀色で宝石(琥珀だけに)のように輝いている砂糖の粒。普段は状況や気分に応じてミルクを入れる程度だが、このときは砂糖を入れてみることにした。すると、なんとも香ばしく程よい甘さになる。これはいいと思いながらも詳細を調べることなく日々が過ぎていった。

昨日はいろいろと用事を済ませる日だったものだから、それに併せて百貨店の地下にある調味料コーナーをチェックした。すると「珈琲用の砂糖」というものがあるではないか。あのとき見たものと全く同じ。これだこれだ。すぐさまカゴに入れる。隣では親子らしき年配の女性と同年代の女性が塩を吟味していた。ピンク色の岩塩も宝石みたいで素敵。だが今日は砂糖を買って帰る。

おやつの時間に、買いたてホヤホヤのディカフェに砂糖を入れて飲んでみることにした。砂糖のパッケージにある説明によると、カップを温めたのち砂糖を入れ、そこに珈琲を注ぐとある。説明通りに準備し一口飲んでみると……やっぱり美味しい!あの琥珀色はカラメルの色だったのだな。ミルクも注いでカフェオレ風にするとさらにお店の味がする。

そういえば、海外(三回しか行ったことないが)で珈琲を頼むと甘いアイスコーヒーを出されたりとか、デフォルトで甘いことが多かった。あの珈琲の味がする。かつて「珈琲に砂糖を入れるなんて邪道である」と言われたものだが、甘い珈琲、とてもいい。気持ちも穏やか。もしかしたらディカフェのサラッとした口当たりも関係しているかもしれない。

ただ、調子に乗って砂糖を入れすぎたり何杯も飲むと糖分を過剰に摂取してしまい大変なことになるので注意が必要。でも今日も二杯飲んでしまった。危ない危ない。

ロザッティ コーヒーシュガー 400g

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