自由と平等

放送大学の課題、残り一科目を無事提出。オンライン科目のレポート締切、それから科目履修試験までわずかな休息。

子どもが帰ってきた。「みんなのうた」でエレファントカシマシの曲『風と共に』が流れる。最近「母賞賛ソング」みたいな感動系が多くて疲れていたのだけど、これは好きだ。

そういえば昔、きょうだいが「祖母が『みんなのうたで流れるくるりの曲がいいと言っていた」と話していた。私のこの世で一番苦手な人も音楽を楽しむ人間なんだよな、音楽はこの世の人々に平等なのだな、と気づいてみる。ただ、通常祖母はお気に入りの演歌をジャイアンボイスで歌唱する、周囲の耳の健康を害するタイプではあったけれど。

そんな祖母から親を通して生前贈与の打診があった。親は私の口座番号を知っていたため入金されてしまった。当初少し話があったとき、断るパワーすら湧き上がらず適当に返事をした私が悪い。入金確認の記帳もせず放置していたらまた親から連絡があった。おばあさんにお礼の電話をしてください、あなたのきょうだいはもう電話済です、と。

金を受け取るべきか、返すべきか。どちらにしてもこちらからアクションを起こさねばならない。何故受けとならないのだ、と言われるに決まってる。勇気を出して断ると、やはり親はそう言った。私の説明は親の気持ちをアップダウンさせるだけで、きちんと理解されることはなかった。

仕方がないので、親の支出の立て替えをそちらから持ち出すことにした。音楽も人生も自由でありたいと思って生きてきたけど、この歳になってもまだあらゆることから抜け出せていない。