文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作り始めました。

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子どもの今後のことを踏まえて、一冊の本を買ってみた。 

才能の見つけ方 天才の育て方

才能の見つけ方 天才の育て方

 

「才能」だの「天才」だの書かれると、まるで幼児英才教育の指南本のようであるが、これはきっと販売戦略上やむを得なかったのであろうと推測する。実際、様々なレビューを見ると同じように「天才」という言葉に拒否反応を示している人が多かった。それを踏まえても、読んで良かったと思う。

子どもの特徴を調べているうちに行き当たったのが「ギフテッド」という言葉だった。ウィキペディアなどにも詳しく書いてある。我が子の場合は文字や言語に関する異常なまでの関心、大人のような話しぶりなどが挙げられる。一方で極度に不安を感じやすい。これに関しては広汎性発達障害である可能性もある。広汎性発達障害に関してはまだ幼いので診断として確定されていないし、そもそもギフテッドに関しては日本で診断されることはない。

天才、というよりは部分的に突き抜けた興味と実力。十人にひとりの確率で存在するらしいので、アインシュタインエジソンレベルじゃなく身近にいるのだ。友達の子どもはそれで周囲とかけ離れすぎて浮いてしまい、本人が嫌な思いをすることが多く本気で転校を検討していた。我が子はその子より年下で、話し好きなところもあり今のところ周りとうまくやっているようだが、時々爆発し泣きが止まらなくなることがあると担任の先生から聞いた。

子どもの症状や将来を考えるたび、そして最近ここに私の過去のことをチョロチョロと書き出していくたび、薄々気づいていたが今回確信した。私自身もギフテッドだったということを。私も我が子と同様の症状を持っていたのだ。学校の先生に毛嫌いされていたのも、家族から扱いづらく思われていたのも、私自身の性格とそのギフテッドの特徴が原因だったのだ。

子どものことを調べていたはずなのに自分に行き着いてしまった。しかし同じ症状だからこそ子どもの気持ちはより理解してやれるし、私が得られなかったあらゆるサポートを促してやることができるだろう。我が子は来月に本格的な検査をし、その結果を踏まえて半年に渡る特別教室への参加をするかどうか、療育センターの会議にかけられることになった。