夏宣言/ミルの挽き加減

数日前、近隣の街路樹が剪定されているのを見かけた。暑くなるにつれ伸び放題になっていたから、いっそのことバッサリといってしまって…と思っていたが整える程度であった。多少は葉が必要なものなのだろうか。それとも信号待ちの日陰を求めているのだろうか。日傘を下ろし木の下に立ってみると涼しい風が吹いた。梅雨のジメジメとした空気ではなかった。これは夏でしょう?

先日の蝉の件を子どもに問うてみる。先生に翌日確認したら「あの日の夕方、最初に見つけた場所に戻しておいた。けれど翌日には居なくなっていた。抜け殻もなかった」と返ってきたそうだ。もう夏でいい。気象庁の基準とは違うけどそれでいい。

ここ数ヶ月、忙しさのあまり諸々体調を崩しがちだった夫。慣れてきたのか回復傾向にある。けれど仕事の大変さが解消されたわけではない。転職活動を裏で進めながら少し気分を紛らわせているようだ。季節が変わることでふと立ち止まると、自分たちが少しでも良い方向に進んでいることに気づくことができる。

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先日Marさんにいただいた珈琲(マラウィ ポカヒルズ チャカカ)をじっくり堪能した。実はもう一袋いただいていたものを開封する。こちらは「インドネシア スマトラマンデリンソフィ」。電動ミルで同じ時間挽いてみる。これもまた美味しい。深めの焙煎が活きている。

同時にディカフェのものも挽いてみようと、初めて行く店で豆を購入してみた。こちらはある南国の珈琲。その南国は、元クラスメイトが滞在していたことのある土地。私は元クラスメイトとほとんど話したことがなかったが、私の持っていた下敷きを見て「それYAWARA?*1」と元クラスメイトが言ってきたことをよく覚えている。聞かれたことがあまりにも意外で印象に残ったのだ。

何かを検索しているうちに元クラスメイトのブログを見かけ、情報をSNSで受け取るようになった。その南国の治安の悪さは元クラスメイトが当時綴っていたブログでよく知っている。そもそもパソコンやスマホを持っているだけでも危なそうだ。そんな場所で生産された珈琲、いったいどんな味だろうと思ったら……まずい!なんだこの味は!豆の汁の味がする!渋いというか、エグい。珈琲なんだから豆の味がして当然なのだが、なぜこんなに美味しくないのだろう。そこでやっと私は気付いた。挽く時間が長すぎるのではないかと。

Marさんにいただいた珈琲は、最初電動ミルで20秒挽き、もっと挽いてもいいかもと判断して30秒挽くようにしていた。それでつい、南国の珈琲も同じように挽いてしまったのだ。そりゃ豆によってはエグみも出るはずだ。というわけで15秒にしてみる。すると程よく酸味のきいた、美味しい珈琲が出来上がった。ごめんよ南国の珈琲、まずいとか言って。私の挽き方が悪かったのに……。

というわけで、まずは挽く時間を調整して味を判断せねばならないということを思い知った次第。つい、珈琲ノートに「美味しくない」と書いてしまったけど、訂正して記入し直しお詫び申し上げます!

 

追記。南国の地名はさすがにダイレクトすぎたので修正しました。

*1:アニメのYAWARAのことです