夏のひとり旅

子どもの夏休みが始まった。とはいえ学校に用事はチラホラあり、子どもを連れて行きその流れで図書館へ。やっと予約していた『コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか』が手元にきた。ついでに子どもの本もいくつか借りる。

おやつ休憩をし、必要なものの買い出しをして今度は本屋に行ってしまった。買ったものは写真のとおり。

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ドラえもんは子どものリクエストだが、私も読みたかった。夏休みには一冊くらい漫画を読んでもいいじゃないか、ということで。

そして私が選んだのはオードリー・若林正恭さんの本。タレント本と侮るなかれ。若林さんといえばあのM-1の夜を綴ったブログが有名と思う(残念ながらもう削除されているはず)。あのぞくぞくするノンフィクションをまた読むことができるのだ。しかも今回はキューバの話。現在五十八頁まで読んだけれど、キューバに旅立つ以前のエピソードからグイグイ引き込まれる。

他にも「せきしろ」さんや「燃え殻」さんの新刊もそそられたが、より自分に近いのはこの本だと感じた。ノンフィクションに近いフィクションより、今はノンフィクションが読みたかった。早くも読み終えるのが寂しいから、じっくりじっくり読んでいかねば。それでも今夜には読み終わってしまうのだろう。

若林さんのひとり旅を読みながら、かつて自分もひとり旅をしたのを思い出した。そもそも自分は、社会人として稼ぐようになったらひとり旅をしまくりたいと思って生きていたというのに、つい友達や知人の居る場所を旅先にしてしまったり、友達や交際相手と旅をしてしまっていた。盆正月も仕事の電話が繋がる場所にいなければならず、海外に行くこともなかった。長く好きだった人に別れを告げ本当にひとりになってしまったとき、純粋なるひとり旅をしようと思い立ったのだ。

その旅先は兵庫県岡山県香川県だった。どれも建築物を見ることをメインとした。香川県は直島。2007年のことだったが、当時も今も考えてみると割とベタな場所だなと思う。しかし自分の裁量で旅をするのは楽しかった。トラブルも楽しみも自分次第。現地の人や他の旅行者とも会話を楽しめる。

こんな旅をする私を面白がり、つられて同じようにひとり旅をした男性がいた。やがて我々は二人でいろんなところへ出かけるようになった。その男性こそ、現在の夫である。不思議なものだ。ひとりで生きることに目を向けた結果、ふたりになったのだから。自分に目を向け心を落ち着かせることでいろんなものが見えてくるのだろう。

さあ若林さんはどんな旅をするのか。続きをもう少し読んでから、夕飯を作ることにしよう。