エアコンの効いた部屋で

金曜をもって、子どものオールイングリッシュなスクールの短期クラス通いが終わった。私も早朝と帰宅後に忙しく家のことを済ませる日々から解放された。本人に感想をきくと「少し寂しいだけで、やっと終わった〜!という感じ」と素直に述べていた。

やはり別の言語を話すことは頭の筋肉を使うものなのだろう。数日間とはいえいきなりこのような状況に陥り不自由なこともあっただろうから。急に海外赴任となった人のお子さんもこれに近い気持ちを味わっているのだろう、と想像する。

翌日の土曜は「何もしない」と、子どもと共に決めていた。夫を仕事に送り出し家事を済ませ、ただ二人でゴロゴロと床やベッドに横たわっていた。ベッドには子どもがあらゆるおもちゃや本、ぬいぐるみを持参しギュウギュウになっている。子どもが「いらっしゃいませ」と言いながらベッド上のものを販売する。

そのようにエアコンの風にあたりながら過ごす怠慢な時間、何の気なしにスマホを手にしSNSを見ていた。友達の友達に知った顔を見つけ、さらにその投稿を見ていたら「山岳地帯への旅」をしたときの団長が出てきた。団長もSNSをやっており、さらにコーディネイターTさんまでも登場した。一気にあの暑い国の空気が私の心の中によみがえる。そうか、Tさんの次女ちゃんは結婚したのか。バージンロードを歩く写真までも載っている。

あまりにも怠慢にウトウトしつつ過ごしていたから、SNSでそのような情報に遭遇したのも今は夢の中の出来事だったような気がしてしまう。でももう一度SNSを見ると、間違いなく2017年の今起こった出来事だった。