旅先に持っていく本

私の世界は「家族、子どもの学校と習い事、SNS」で出来ている。そのくらい狭い。そして今日もSNSで友人知人の動向を眺める。

ある知人が仕事で英語圏に数週間滞在している。普段はSNSであまり発信しない彼も、珍しくちょっとした投稿を頻発させている。今日は川辺で水面を眺めつつ読書をしているという。私はふと気になりコメントを寄せてみた。そんなふうに読書をするのは風景込みで思い出になっていいね、と。そして読んでいる本は英語なのか日本語なのかと。

即座に返信があった。そりゃ日本語に決まってると。彼は英語が堪能だし、現地で英語の本を買っている可能性も考えられたがそうではないようだ。滞在先の英語漬けの生活を抜け出し日本語に浸る時間をエンジョイしているという。そしてSNSでも日本語を求めていたのか、逆に彼は「君こんな時間に起きてるの?まだ日本は夜中でしょう?」と尋ねてきた。その投稿は午前四時。今日私は夫の仕事の都合で早起きだったのだ。

そんな話の流れになりコメント欄に書きそびれてしまったことを、今ここに書こう。

旅先に持っていく本というのはどんな本なんだろう。特に海外。わざわざ日本から、荷物を出来るだけ少なくしながらも持っていく本。単純に「そのとき読みかけだから」だけではない何かがありそうだ。その、それぞれのセレクトに興味がある。よく「ビーチで本を読んだ」という記述を見かけるけど、そのような異世界で読む本ってなんだろう。そこで敢えて松本清張、とかあるのだろうか。

私は旅行のときに本を持っていったことが殆どない。写真を撮るのに忙しいからだろうか?ガイドブック程度しか持ち歩いた記憶がない。

最近オードリー若林さんのキューバ旅行記を読んだときふと思ったことがある。いま私はこれを家で読んでいるけど、旅先で読んだらどんな気分になるだろうかと。同じキューバではなく、全く違う場所で読むと感覚も違う気がする。そのうち旅をすることがあったら試してみたい。旅先で読む、他の土地の旅行記。