絶対生きる

一人暮らしの祖母に電話をした。
明日会いに行きます、と。

祖母はもうひとり子どもを産めと言う。
「(いま生きている我が子が)死んだらどうするの?」と。

祖母は、早くに亡くした祖母自身の息子、つまり私の父のことを考えているのだ。

私は答える。
もう子どもは産まないよ。
だって、我が子は絶対に死なないから。

我が子は絶対に生き続けるから。