ヘアドネーション/顔周辺の華やかさ

約二年間かけて伸ばした髪をばっさりと切った。ヘアドネーションという髪の寄付をするためだ。集められた髪は子供達の医療用ウィッグになる。

ヘアドネーションとは|Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック)

髪の寄付【ドネーションカット・髪の送り方】 - つな髪® ~ウィッグの贈り物で広がる輪~

検索した限りでは上の2団体しか発見できなかった。ヘアドネーションに関する説明と、髪の切り方・送り方に関する説明にそれぞれリンクを貼っている。

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というわけでさっぱりと短くなった髪。ドライヤーもこれまで15分くらいかけていたのが5分程度で済むようになった。洗い物をしていると夫が「わ!知らない人が家にいるかと思ったよ」と笑う。子どもは「いつもと違うママ」に少し悲しいようだ。事前に寄付のことは伝えていたので頭では理解しており、そのギャップと戦っている様子。でもあなたが小さい頃はいつもこのくらいの髪だったでしょ?と写真を見せる。ついアルバム鑑賞大会が始まり、子どもも楽しそうに眺め始める。

ドレッサーの前に座り大きめのイヤリングをつけてみる。ロングヘアの時よりも似合うようになった。不思議なものだ、ロングヘアのまとめ髪のときだって耳周りには何もなかったのに。ショートボブで少し耳が隠れていたとしても、髪を耳にかけてみても、イヤリングがしっくり来る。

加齢とともに大きなイヤリングを求める傾向はあった。若い頃はむしろ大げさに感じ敬遠していたけれど、いまは顔の周辺を華やかにすることで助けを借りている。以前このブログに書いたネックレスの話もそれに近い。

今度はスカーフを持ち出してみた。独身時代に買ったブランドもののスカーフ。これまでパーティーの時やバッグに結ぶ程度しか使用したことがない。シンプルな普段着に合わせて首に巻いてみると…しっくり来る!首の年輪も気にならない、冷えも気にならない、なんて最高なアイテムなんだ。これからはスカーフを多用しよう。

ときおり「美しく年を重ねたマダム達だからこそ似合う原色のファッション」を見かけてはうっとりすることがあった。そこまで到達するには何十年かかかるだろうが、「マダム見習い予約」ぐらいはさせてもらえる年代まで来たのかもしれない。髪を短くすることでそれに気づくことができた。ファッションもまた冒険なのだろう。