バッグ買いすぎ問題

何故女はバッグが好きなのか。荷物の中身や量を問わず、バッグにこだわる女性は多いはずだ。私もその一人である。洋服もいいけれど、バッグは洋服以上にセンスを要求されるところがあると思うのだ。荷物の運搬の道具という目的を持ちながらも、インテリアのように自分の部屋を持ち運んでいるような感覚。

新しいバッグを購入するたび、夫に「また買ったの!?」と言われる。自覚もあるのでこの一年自制に自制を重ねていた。購入したのは雑誌の付録(雨の日に大活躍)、そして十年使って破れたボストンバッグの代替である。

衣替えの季節。いま一度手持ちのバッグを並べ本当に必要なものとそうでないものを見極めてみることにした。冠婚葬祭用、入学卒業式典用、普段のトートバッグ、ショルダーバッグ、PC用リュック、カゴバッグ、パーティーバッグ……。カバンの生地の感触や厚みも確認していく。すると、要らないものに選ばれた二点のバッグはカジュアルで厚み・重みのあるものだった。

年月が経過するごとにコンサバ路線に向かっているのは年齢的にわかるのだが、そこに重みが関わってくるのが新たな発見だ。たしかに重いバッグは年々敬遠している。今年買った雑誌の付録も軽量だし、ボストンバッグも折りたたみ可能でコンパクト。持ち運びだけでなく保管にも便利だ。

バッグに関連して風呂敷も好きだ。ボストンバッグやスーツケース内部の整頓は風呂敷を使うことが多い。これも携帯性に優れ、中身に合わせ柔軟な動きをし、結び方によってはバッグがわりにもなる。寒い時は子どもにかけてやることもできるので旅行には必須。これは数点しか持っていないのでそのまま保持しよう。

バッグを処分することにより自らの傾向と対策を知ることができた。これを機に無駄なバッグ購入を抑えることができる……と思いきや、つい「より軽量でファッショナブルかつ機能的」なバッグへの誘惑が沸き起こってきた。街で見かけた気になるバッグのグラム数をネットで確認する。調べるのは自由だから。まだ何も買ってないから。