文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作り始めました。

舐めるように地図を読む

今日は時間があるから山に……と思ったが、すべき事がいくつか舞い込んだので延期とした。すべき事のひとつは「子どものGPSを購入する」。この度新潟で発生した「小学生が下校中事件に巻き込まれ窒息死させられた状態で電車にはねられ発見される」という悲しく辛い出来事から、我が家でも「ウチの子にもGPSを持たせたほうがいいのでは」という話になったのだ。

もともと「mamorio」や「Tile」でも持たせようかという話にはなっていたのだが、あれは「落とし物防止GPS」であり、手元から離れたときに機能を発揮する。我が子の学校は携帯等の持参禁止ゆえにキッズケータイを持たせることも出来ない。ゆえに今回子どもの見守りに特化したものを調査し導入することにした。

山に登れないときは自然と地図を読んでいる。元々地図好きな私は、結婚以来いつも寝る前に居住地の地図を眺めているので、夫にとってもそれはいつもの光景だ。しかし今回は街並みでなく山ばかり見ている。YAMAPのアプリ上の地図と見比べながら、手持ちの地図に書き込みを入れている。普通の道路地図には載っている登山道とそうでないものがある。足りない道を線で描き、所要時間なども記入していく。

小学社会科の授業で地図を学んだとき、等高線についての知識は得たけれど、その地図を頭の中で風景として描くことができなかった。しかし今回登った山のルートを地図に書き加えていくと「このあたりは登りがきつかった、なぜなら登山道が等高線にぶつかっているからだ。等高線と平行であれば同じ高さなので傾斜はきつくない」なとど実感出来てきた。

さらに、山の近くにある建物の裏に、地図にもYAMAPにも載っていない登山道があるのではと思い始めた。道が山の手前で止まっていたりするから余計に怪しい。そこでネット検索してみると案の定きちんとした登山口として看板なども立っている。もしかしたら「国土地理院のちゃんとした地図」も手に入れる必要があるのではないか。国土地理院の地図はネットでも購入できるしYAMAPでもDL出来るようだ。また、国土地理院の地図を扱っている書店もある。一度見に行く必要がありそうだ。

と、意図せずしてGPSが絡む話ばかりになった。他にもお父さんとお子さんが登山で行方不明になるニュースがあったし、山も街もそれぞれの危険にさらされている。できるだけ事前の入念な準備と心構えが必要だ。家でスープ代わりに出し汁を飲みながら(これは『山と食欲と私』の87話に倣ってみた)、予習に予習を重ねる。