文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作り始めました。

ものがたりが書きたい

文章を書くのが好きだと小説などの創作に向かうのが自然なことなのかもしれないが、自分はずっと創作が苦手だった。

物語の設定が浮かぶことはあれど、結局自分の身の上話に近寄ってしまい何だか気恥ずかしい。恋愛小説なんか以ての外だ、あれは絶対無理だ。創作できる人が本当に羨ましい。私はいつも日記やふざけた文章を書くばかり。

中学生の頃、友達との交換日記でお互いに小説を書いてみようとなったけれど、登場人物はだいたい死ぬか「実は彼らは生き別れの兄弟姉妹だったのです」のパターン。起承転結も無い。むしろ挿絵を描きたいだけ。

そんなわけで、去年文学フリマで販売した本を作るときも、完全に自分の体験のレポートであり旅行記であった。その旅のさなかに沸き起こった自分の気持ちや心の変化は、私にとっては(恐れ多くも)純文学くらいの心持ちで書いていた。今度、秋に出すのもその気持ちは変わらない。

一方で、ふと創作の断片を思いついてしまった。何気ない夫婦の会話のなかで「もしこんな〇〇があったらどうする?」と話したところから始まった。それはお笑い芸人のネタのようでもある。きっと純文学のように人間の内面をえぐるような描写や静謐さには欠けるだろう。でもなんかこのネタをきちんと物語という形にしておきたいな。私はここ数日、洗い物をしながらそれについて考えている。

純文学、ルポ、ミステリー、エッセイ、、、世の中には色んなジャンルがあるけれど、なんだか型にはまらないよくわからないものを吐き出すにはやはりブログが良いのだろう。話がちゃんと終わったら発信してみよう。また登場人物を死なせたり兄弟姉妹だったオチにするわけにはいかないから、書き終えてからじゃないとね。