文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作り始めました。

パトロール

4時15分起床。朝食と弁当・水筒の準備。朝早いから作らなくてもいいよ、と夫が気遣ってくれたが「物資が足りないのだからコンビニでは買えないと思う。持っていったほうがいい」と言うと夫は頷いた。毎日小学生新聞はもちろん今日も未着。

5時すぎに夫を送り出す。再び寝ようかと思ったがそのまま情報収集など。6時55分頃学校よりメール。7時に子どもを起こす。市内の学校は場所により臨時休校のようだが我が子の学校は通常通り。

とりあえず今日の給食分は材料があるのだな。子どもには「学校には被災した家族のいる子や、ウチみたいにお仕事で災害に関わっている親御さんがいるはず」という話をする。いくらテレビで流れる災害の景色を見ても、子どもには事態を把握するのは難しく、せいぜい「なんかスーパーに品物が少ないな」くらいかもしれない。これから実感していくのだろうか。

 

今日は久々の晴れ。前回は台風明けの水曜に晴れ間があった程度。その日は風邪でグッタリしていたから洗濯も微量にしか干せず、この一週間我が家は室内に洗濯物が広がっていた。やっとたくさん干せる!子どもの出発とともに洗濯と掃除。窓を網戸にするのも久しぶりだ。とはいえ被災地では、今度は暑さからの被害に気をつけねばならない。我々も熱中症に気をつけよう。

ここのところテレビでも情報収集をしていたけど、朝の情報番組で突如「ワイプで神妙な顔で映像を見つめる出演者」が増殖、なんかそれが辛くなって消した。radikoで地元ローカルラジオを点ける。穏やかな語り口と耳からのみの情報にホッとする。大変な状況であることに変わりはないけれど。以前、3.11のときに同様に「ラジオが落ち着く」というツイートをいくつか見かけた。その気持ち、しっかりと実感している。


テレビを消す前に、現地レポートで「ひしゃげています」という言葉を聞いた。「ひしゃげる」、これって方言?へこむという意味で確かに使うけれど。以前にも全国放送のテレビで聞いたことがあった気がした。そう思ってスマホの「精選版日本国語大辞典」で検索すると、出てくるではないか!Googleで検索しても「広辞苑にも載っている」と書かれているし。普通に標準語として使う言葉だったのか。なんだか響きが方言的。

さらに災害と無関係な話だが、同じくテレビを消す前に「うっとうしい」という言葉を見かけた。そういえば私、ずっと「うっとおしい」だと思いこんでいた。漢字にすると思いっきり「鬱陶しい」ではないか。わー恥ずかしい。

 

11時頃Amazon到着!!これは先週注文していたもの。まさかこの物資の届かぬ中で到着するとは。運送会社の皆さんありがとう。頼んでいたのは子どもの筆箱。幼稚園の頃に買ったのをそのまま小学校でも接着剤で補修しながら使っていたのだが、今回限界が来ていたのだ。子どもに「この筆箱は災害を乗り越えてやってきた筆箱だよ」と言って聞かせる。


午後、本来であれば金曜に返却すべきだった本を街の集会所?公民館?のような場所へ持っていく。いつも放課後そこに立ち寄ると、中高の制服を着た子たちが勉強している。今日は普段着の青年たちばかり。一瞬驚いたが、今日高校はほとんど休校であることを思い出した。定期テストも近いのだろう。

帰りにスーパーを覗く。やはりパンは無いが、それ以外は普通に存在したので足りなかった青ネギ、牛乳を買う。カットネギは売られていなかった。これも流通?それとも人員不足?

ちょうど幼稚園バスの通る時間帯。いくつか見かけたなかに、子どもの母校のものがあった。対岸から眺めていると、乗っていたのがたまたま知っている先生。私に気づいて大きく手を振ってくれた。私も大きく振り返す。

私鉄が普通に動いている。「戦争の爪痕が鋭かったあのとき」も数日後に動き出した私鉄、さすがだ。JRも、本数が少ないものの動いている。やはり道路上の車は少し増えた気がする。随時そんなパトロールをしながら帰宅する。パトロールて。誰かに頼まれたわけでも無いのに私は何をやっているのだ。飲屋街に行く人が「ちょっと街のパトロールに」と言い訳するのを思い出した。

 

子どもはいつも通り、夫は22時頃帰宅。朝が早かった分疲労がたまっていそうだが、明日は通常どおりの出勤と聞き安堵した。まだまだ気は抜けないけれど、しばらく休みは無さそうだけど、せめて睡眠時間だけは確保してほしい。

 

 

次以降はたぶんいつものブログに戻るはず…連日詳細な一日の記録を失礼しました。ここに記録出来て、吐き出せた感じ。次はもっとまとまった文を書かなくちゃ。