文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作り始めました。

さなぎ

出勤日が少ないとはいえ新しい仕事に取り組むとなると頭を使う。家で書類に向き合っていると手も目も使う。つい無理な姿勢をして肩こりが悪化した。しまい込んでいたマッサージ器を慌てて引っ張り出す。それでも子どもが帰る時間に家に居られるのはありがたいし、仕事は面白い。金曜の夜は疲れていつのまにか眠ってしまった。

土曜の朝、子どもと夫に起こされる。ごめんごめん、もうこんなに遅くなってしまったわ。慌てて朝食を用意する私に夫は言う。「昨日はまるで倒れこむように寝ていたよ。あまりにも動かないので呼吸を確認したほどだよ」「そうそう、ママいまも床で倒れこむみたいに寝てたんだよ」と子どもも同調。どうやら朝、一度子どもに呼ばれてキッチンに行ったようだ。そういえば子どもに冷蔵庫から飲み物を出してやったような気がする。その床で私は寝こけ、二人に促されて布団に戻ったのであった。布団に入る姿は「まるで『さなぎ』みたいだったねえ」と彼らに笑われる。

土曜をのんびり過ごすと体の疲れも回復してきた。さなぎになった効果あり。少しずつ虫になって一丁前に羽ばたきたいものだ。