文化的生活の記録

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小学生、英検5級受験の記録

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このブログには時折我が子の英語学習について記載してきた。英会話スクールに通っている人とは違い、ゆるゆると続けてきた英語学習。8月末頃だったか、英検のサイトをぼーっと見ていたところ、次の英検受験日が比較的暇な時期と判明。子どもに「受けてみる?」と聞くと「受ける〜!」とノリノリの返事が返ってきたため、受験するに至った。

ここで改めて、これまでの英語学習および英検に向けた対策・受験当日を振り返る。

これまでの英語学習

  • 【誕生〜年少】英語の本をそこらへんに置いておく/出来る範囲で読み聞かせ/英語の歌を聴く/NHK ETV「プレキソ英語」のアニメ・SUSHITOWNにハマる。
  • 【年中・年長】上記に加え、夏休みにイングリッシュスクールの短期クラスに通う(数日間)/幼稚園では月1回ネイティブの先生に英語を教わる機会がある程度/小学校に入る直前あたり、英検ジュニアのシルバーかブロンズに合格。
  • 【小学生(現在低学年)】さらに加えて、ここ1年間オンラインレッスンを週1回25分/今年8月から平日1日15分NHKラジオ「基礎英語1」を導入/9月からオンラインレッスンを中止しラジオに一本化。

私自身は幼い頃から英語好きだったものの、あくまで文字や文法が好きであり、英語での人とのコミュニケーションがほとんどできない人間であった。大人になり多少改善されたものの今度は逆に文法力が下がっている気がする。子どもには無理のない範囲でなんとなく英語耳を作っておければOKというスタンス。

文法は中学以降で習うので焦らず、と思っていたが、オンラインレッスンで先生に対する甘えが生じてきた。ここできちんと文法をと思い導入した基礎英語が意外と良く、オンラインレッスンはスパッと退会。毎月基礎英語のテキスト代500円で済む、コスパの良い英語学習に落ち着いている。

これまで会話を重視したおかげか、子どもは英語でのコミュニケーションに苦手意識はない様子。英文を声に出して読むのは比較的スラスラと出来る。しかし会話力が高いわけでもないしスペルはめちゃくちゃなので、英検が終わったら改めて書く練習をさせねばとは思っている。

英検に向けた対策

英検ジュニアのシルバーかブロンズを受けた頃は、ドコモのやっている「dキッズ」アプリに英検ジュニア対策があった。あれが非常に便利だったのだが「次にゴールドでも受験するか」なんて話しているところでdキッズの英検ジュニア対策が終了してしまった。そこで我が家の英検への興味は一時停止。

今回はネット検索で調べた結果、普通の参考書兼問題集をすることに。1日1単元やれば半月で完成してしまうので余裕だと思っていたものの、結局ピアノの練習を優先したのもあり半分しかできなかった。ただ、問題の形式に慣れるためにも巻末の模擬テストだけは行なった。筆記で5問間違い、リスニングは1問だけ間違えていた。誤答の部分を復習し、問題集は終了した。

それとは別に英検が出しているアプリ「スタディギア」を継続してプレイした。

英検を申し込むとスタディギアのベーシックプランが無料で使える。さらにプレミアムプランも存在するのだが、ベーシックで充分であった。ゲーム感覚で出来るのもあり、本人もこれが気に入った様子。ピアノレッスンの行き帰りのバスの中でプレイすることが多かった。

受験当日

受験地はざっくりした都市の選択のみで、区や施設単位で選ぶことができない。どこになるかな?と思ったら、とんでもない山奥の大学が指定されていた。それも最寄駅から徒歩20分、なかなかの高低差である。大学とはそんなところにあるもの……そう分かっているけれど、それにしても遠い。なのに車で行くことはできない。夫に車で送ってもらったものの、乗り付けることはできないので徒歩10分くらいの場所で降ろしてもらう。

同じように登山している人がすぐに見つかり、後を追うように我が子と歩く。「こんな坂道に家が!」などと驚きながら進む。振り返ると背後にも登山客、じゃなかった受験者がたくさん居る。大学も広いからどこの建物で開催されるのか不安に思っていたが、正門に指示があり一安心。そして指示を見ずとも目の前の人についていけばOK、ぐらいの人の群れであった。

余裕を持って到着しトイレを済ませようと思っていた。試験会場の玄関真横に保護者控え室となる食堂を発見。トイレを探すも見つからない。やむなく開場後に行くことにする。近くのベンチで最後の「スタディギア」をプレイ。子どもは特に緊張してはいなかったが、一応「落ちたらどうしようとか思わなくていいから。集中する練習だと思って。でも全力でどうぞ」などと話していた。

年少の受験者には試験直前まで親の付き添いが可能である。13時5分に玄関が開き、無事にトイレを済ませ教室に入るとその部屋は子どもと親だらけであった。そこから着席の締め切りが13時20分、試験開始の5分前である13時55分までに親が退室する。着席から55分まで何をしているかというと、配られた用紙に必要事項を記載するのみ。あとは携帯の電源を切るか親に預けましょうだとか、説明がチラリ。なのでほとんど子どもとボーっとしているだけの時間だった。試験時間が約55分なので、待ち時間もほぼ同じ。もう少しゆっくり行っても良かったかもしれないが、20分から55分まで親が居るだけでも小さい子にとっては安心や暇つぶしになる気がする。

試験の間は保護者控え室で本を読んで待っていた。家で読むより、カフェで読むより、こういうところで読むほうが集中できる。他に気を散らすものがないというだけなのだが。

時間ちょうどに子どもたちがゾロゾロと玄関を出てきた。我が子も元気そうである。問題用紙は持ち帰ることができ、答えを転記すれば後日答え合わせができる。「出来そうなら答えを問題用紙の方にも書いておいて」と事前に伝えてはいたが、やはり転記は難しかった様子。本人に聞き出して確認したところ、おそらく筆記は4問間違い、つまり8割は出来たようだ。リスニングは確認しようがないのだが、1問確実に間違えた様子。本人はリスニングの方が得意なので、合格しているといいねえと話しながら会場を後にした。往路に比べ下山は楽であった。

まとめ

先ほど少し書いたが、同じ5級であっても中学生の5級と小学生の5級は違う気がする。仮に今回受かったとしても、我が子に文法の知識はない。自分が5級を受けたのは中1の時だったが、その時すでに動詞だの形容詞だのという知識はあった。その人たちと同列とするのは間違っているような気がするのだ。

しかしリスニングの力は強く、小学生の英検受験の魅力や勝算は結局そこなのだろうから、これから文法をコツコツ学ばせつつ耳も鍛えていきたいものだ。

こんだけ偉そうに子どもに教えたり対策を練っておきながら、私は英検4級までしか持っていない。あとはTOEICにシフトした。子どもがいつか準2級か2級を受けるくらいになったら自分も同時受験してみたいものだ。恥ずかしくないように共に学んでいかねば。