文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

『僕の休日は誰かの平日』

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文学フリマで書いそびれたこの本は、通販開始すぐに注文。昨日出かける前に郵便受けを見ると、カーディーラーからのDMと共に届いていた。それをそのままカバンに入れて私は出かける。

書類を書留で送る必要があったので郵便局へ。その流れで駅に向かう。ベンチに座り本の入ったスマートレターの厚紙封筒を取り出す。この本を企画・出版された伊藤さんの住所とお名前がそのまま差出人に記載されている。先日買った同人誌『りぼんメモリアル』は差出人が無記名だったから、その潔さに驚いた。

中には茶封筒が入っていた。それを開けるとさらに剥離紙のようなもので丁寧にラップされた本が。そうっと取り出して、読み進める。

この本はいろんな人の「2017年8月8日」の日記が載せられた本である。ちなみにその日は伊藤さんの入籍なさった日でもあるようだ。そういえば宛名と差出人の字は女性的な可愛らしい筆跡であった。もしかしたら奥様が手伝われたのかもしれない。

「人の日記の面白さ」については以前もこのブログに書いたことがある。やっぱり誰かの日記を読むのは面白い。これだけたくさんの人のものがあると、同じ日であっても様々な生き方があるということが判る。

なかでも印象的だったのは出だしの二編…たじまよしみさん・しずくだうみさんの流れ、それから佐藤徹夜さん。『夫のちんぽが入らない』のこだまさんの日記も楽しみにしていた。やっぱり好きだな、この方の文章は。伊藤さんの特別な日の日記も良かった。

電車の中でも続けてこの本を読み、着いたところで再びカバンにしまう。今度は街の書店に向かう。私も今日を生きよう。

 

***

 

私の2017年8月8日も記載しておく。

8月7日にライブに行き、翌朝宿泊先付近の駅構内で子どもと朝食を摂る。パン屋さんのモーニングでパンを頼みすぎて一部持ち帰る。

前日閉まっていて行けなかった美術館に再トライ。近くに目立つオブジェが二つあり、一つを「赤いの」、もう一つを「かつおぶし」と名付ける。以後今日までずっと、怪我をして「痛いの痛いの飛んでいけ」の際は「赤いの」に向かって、臭いものに遭遇した際は「かつおぶし」に向かって飛ばしている。

昼、新幹線に乗り地元へ戻り、帰宅してから遅い昼食。少し休んで子どもの習い事へ。SNSを見ていた他のママたちが「さっきまで別の街にいたのにもう帰ってきたの!」と驚く。体調不良以外で習い事を休むことは極力避けているので、どうしても帰ってこようと思っていたのだ。

いつものように帰り道に食材を買う。夕食を作り風呂に入る。夫が帰ってきて、土産のライブTシャツを渡す。前回のライブでTシャツが良かったと言っていたため。夫は「えー、買わなくても良かったのに。勿体無いよ」と言いながらも嬉しそうにしていた。

特別と普通が入り混じった一日。