文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

SKYWARDと翼の王国

夫が出張で飛行機にのるたびに「おみやげは要らないから機内誌を持って帰って欲しい」と依頼するのが毎度お決まりのパターンである。先日もJALに乗った夫が『SKYWARD』を手渡してくれた。

ここ数年私はマイル目当てでANAに乗ることが多い。従ってANAの機内誌『翼の王国』を読む機会が多いため、『SKYWARD』は新鮮である。おお、今回は隠岐が特集されているではないか。飛行機に乗らずともこうやって機内誌を広げるだけで空の旅気分を味わえるのは嬉しい。

JALが破綻から再建の道を歩んでしばらく経つけれど、機内のシートやサービスでJALの良さを耳にすることが増えてきた。そういえば私は最初JAL派だった。それは修学旅行で乗ったANAよりもアジアの山岳地帯へ行ったときのJAL提携便の印象が良かっただけなのだが(だから航空会社のサービス自体は関係ないような気もする)。そのときに持って帰った当時の機内誌『Winds』も、なんだか思い出深くてしばらく手元に保管していたほど。

やがてANAがマイルに力を入れ、私もついマイル優先でANAを選んできたけど、時々JALの良さを思い出す。お腹が空いていた私が離陸後ベルトサインが消えてすぐ手持ちのサンドイッチを取り出すと、気づいたCAさんがいちばんに水の入った紙コップを持ってきてくれたときの驚き(通常のドリンクサービスとは別で)。

ANAANAで挑戦的なところが好きだから、はっきり「どっち派」と決めるのは難しいことだとも思う。でも久しぶりにJALに乗ってみたい。機内誌を読みながらそんな気持ちにさせられた。