文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

文学フリマ広島のお礼とレポート、品切れフリーペーパーの全文公開

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自身三度目、そして自宅から比較的アクセスしやすい開催地での初出店となる「第一回文学フリマ」、ご来店・ご購入・励ましいただいた皆様ありがとうございました。おかげさまで非常に有意義な時間を過ごすことができました。

当記事にて当日のレポートと、早々に配布終了してしまったフリーペーパーの全文を公開いたします。では早速スタート!

会場入りの様子

私は子連れで荷物の「ゴロゴロ」を引っ張りながら会場へ向かいました。諸事情により広島市中心部の「紙屋町」に立ち寄りましたので、県庁前から「23番」の広島バスに乗るはずが…間違えて「23-1番」に乗ってしまうアクシデントが。こんなの私だけか。みなさん来年の文学フリマ広島ではお気をつけ下さい。新天地あたりで気づけたので、そこから26番の広島バスに乗り換えて無事会場にたどり着きました。

広島県立産業会館」は西館と東館に別れています。南区民文化センターや図書館に近いのが西館。セブンイレブンが入っているのもここ。今回の会場は東館です。当日は隣の展示場で五月人形の展示会をやっていたのですが、ここによく知っている人がおりましてw 挨拶してから文学フリマ会場入りです。他の文学フリマと同じく、入構証を渡し引き換えにカタログを頂戴します。

ブースについて(自ブース、お隣の皆さん)

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私のブースは会場入って一番奥の壁側でした(F-10)。憧れの壁サー*1!実際は、ジャンル分けの結果たまたまノンフィクションが奥側、旅・ご当地モノが壁側になったのではと推測するのですが。そのおかげで、なんだか心理的にも楽で。持ってきたヘリノックスのチェアゼロ(折りたたみ椅子。アウトドアで大活躍の圧倒的軽さ)も余裕を持って広げることができました。途中までは子連れだったり(昼に夫が迎えに来てくれた)、お友達も応援に来てくれたので、みんなで弁当を広げることもできましたw 遠足…!?

前日に荷物を詰めているとき、新刊も増えるというのにイーゼル仕入れるのを忘れたことに気づきまして。急遽家にあるダンボールにレポート用紙を貼ってそれらしいものを作りました。意外となんとかなるものだ。みなさんも出店の際はお家で一回出店リハーサルをされた方が良いかと。これは毎回そう思って結局やらない自分への戒めでもあります…。

周囲のサークルさんはというと。向かって左お隣は紀行モノのやはり常連さんと思しき方、そして向かって右お隣は広島神楽本の方々!これ、非常に気になってました。西日本、それも広島に縁のある人なら神楽に馴染みのある方が多いでしょう。私もその一人です。落ち着いたら買おうと思っていたらやはりすぐ売り切れに。また来年出してください!今度は即買いに行くぞ。

いよいよ販売開始!

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11時の開場後すぐにお客さんが奥のブースまでいらっしゃいました。東京より規模は小さくなりますが、その分全体をすぐに見渡せるし、一つ一つをゆっくりと見ることができます。これが地方開催の良さか!

自ブースにも早々にたくさんのご来店をいただきました。新刊『BR_HIR(BRANCH_HIROSHIMA)』に関しても、多くの方とお話しできましたし。みなさんゴッドバーガーの味や京橋会館のよさ、純喫茶パールの懐かしさを話してくださいました。広島開催ということで、広島本を作ってよかったなと改めて実感した次第です。

13時過ぎで新刊が半分、そして15時過ぎに全て、つまり完売となりました。残ったのは見本のシールを貼っていた一冊だけ。本当にありがとうございます。既刊も『あなたの知らない宮島』が半分、『Hoytard1996 山岳地帯への旅』『a18kipper』もそれぞれたくさんご購入いただいて、感慨に浸っております。

私の戦利品

応援に来てくれたお友達が子どもを連れていろんなブースを回ってくれて「これ買ったよ」「こんなに貰ったよ」と見せてくれました。

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↑我が子が購入したサーモンバッヂ。他にもポストカードやレジン作品を購入し、渡したお小遣いきっちり使い果たしておりましたw 児童文学作品もあり、子どもにも楽しいイベントですよ。

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これ、、、無料、、、だと!?

あの……皆さんこれ↑無料配布されているって本当ですか?文学フリマ自体のカタログは、まあ分かるとして。私なんどもお友達と我が子に確認したんですけど、無料なんですね?すごくないですか?大丈夫ですか?私個人ではこんなことできませんよ。。すごい。子どもは「まだ読んでも意味はわからないけど、大人になったら読むので取っておいてくれ」と言っておりますので、感想などは数年お待ちください。。

そして私は自ブース付近しか拝見できてないのですが、こちらの本を。

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撮りそびれましたが「ひやそのほかの」さんのフリーペーパーもよかった!

ずっと気になっていた「ひやそのほかの」のお二人(ノムラヤジベエさん・菊池依々子さん)。それぞれのご本がTwitterで目に留まっていたのですが、お二人はユニットであったと会場でやっとこさ気づきました(遅い)。

ノムラヤジベエさんのVHS研究のご本、もうツボで。特に夫がこういうの好きなので、お土産も兼ねて。帰宅し夫に見せると案の定爆笑し「すごい、こんな人いるんだ、石野卓球かこの人くらいじゃないだろうか」と喜んでおりました。

菊池依々子さんのご本も美しくて。お着物のような造り、紙の裏から透けて見えるデザイン。さらに私は短歌とか詩を作られる方に今すごく興味がありまして。自分で作ろうとしても文章になってしまうから、作品にまとめていらっしゃる方には尊敬の念しかない。

そしてお隣の神楽のお二人(「のらくも」さん)が完売により撤収され、実質隣同士になった「音食紀行」さん。音楽、と聞いて私が黙っているはずがない。しかもテーブルで目に入るのは、あの「シューベルト」の漫画!私は幼い頃シューベルトの伝記を読んだことがあるのですが、そこに「シューベルトは鯖に中って死んだ」と書かれていたのです。「交響曲"ます"を書いておいて"鯖"に中って死んでしまうなんて!」そのショックは以前、音楽をやっている我が子にも語って聞かせたほどでした*2。そのシューベルトの本が目の前にある、はい購入です。子どもにも漫画を読ませましたが、楽しんでおりました。私も楽しかった。シューベルト可愛い。

終了、そして帰途に

本来であれば終了後に後片付けをして帰宅すべきところでしたが、はるばる遠い県から新幹線で来てくださったお友達を駅まで見送りたかったので、パイプ椅子を運ぶ程度で撤収させていただきました。すみません。

広島駅まで市電の比治山線でゴトゴト向かいます。新刊で書いたあの新しき広島駅を振り返りながら。新しくなった駅の電子掲示板に宮島・町家通りのカフェの広告が出ていました。嬉しい偶然。

話が大きく脱線しますけど、こういう時広島駅直結の美術館とかあればいいのにな。友人をチラリとご案内して時間潰したりできるのにな。

お友達を見送り私も帰途に着きます。いつもの(過去二回だけど)文学フリマはここから4〜5時間の長旅だけど、今回はもう17時台に自宅最寄駅におりました。

品切れフリーペーパー、全文公開します!

そして12時台に配布終了してしまったフリーペーパー。申し訳ありませんでした。品切れ以降にお買い上げの方にはお付けすることも出来ず。というわけで、一部お客様にもお約束しましたので、ここにフリーペーパーの全文を公開いたします。

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「ボーナストラック」全文。見開きページでした。

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前回記事にも載せたコチラが表紙/裏表紙。配布時はモノクロでしたが本来はカラー

今後の予定

当初「第一回文学フリマ広島」の雰囲気を見て第二回も参加するかどうか決めようと思っていました。あのほのぼのとした感じ、ゆったりしたスペース感、そしてほぼ地元という安心感を考え、第二回もぜひ出店したいと考えています。早速「第二回文学フリマ広島」が来年(2020年)2月23日に開催されるというアナウンスがありました。おめでとうございます!やったやった。また五月人形と隣同士だといいなw

そして今年2019年には「年一回、東京の空気を吸いたい」という個人的欲求も兼ね出店しております秋の「第29回文学フリマ東京(2019年11月24日)」にも、もちろん参加したいと考えています。どうか子どもの音楽教室行事とかぶりませんように。春は相変わらず出店しない「秋の者」として、今後ともよろしくお願いいたします。

新刊はまだ構想中ですが遠方に取材に行かねばならないので、ちょっとその辺も練りに練っております。

*1:このような同人誌即売会では、壁際のサークルを「壁サークル(壁サー)」と呼びます。大手サークルが壁際に来るケースが多いとも言われています。

*2:音食紀行さんによると「そういう説もある」とのことでしたので、正しい情報ではないのかも。伝記書いた人、ちゃんと文献当たったのかしら