文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

納品と購入

前回のエントリーでお伝えした通り、広島の蔦屋書店で私の本を販売していただけることになった。この経緯をどこまで公に述べていいのか判らない。ただ、先月行われた文学フリマ広島の会場には蔦屋書店の方も来場されており、私の本を認識していただいていたということは書いても良いだろう。

こんな願ってもないチャンス。普段西日本のとある地域(まだまだ居住地はボカしますよ)に住んでいる私は、直接納品するのに支障がないため気軽に現地に向かうことができる。それもまたラッキーなのであった。

広島蔦屋書店が入っているのは約2年前にオープンしたゆめタウン系列のショッピングモール「LECT」である。この土地は30年近く昔、博覧会ブームの頃に「海と島の博覧会(通称・海島博。"うみしまひろし"ではなく"うみしまはく"と読む)」が開催された場所だ。私も当時遠足などで2回行った。あの土地に自分の本が並ぶなんて。

海島博といえば私の中では「アビ丸」の印象が強い。アビ丸とはこの博覧会のキャラクター。海島博から約10年後、バイトの給料振込口座開設に訪れた「せとうち銀行」で、私は彼に再会した。お前、こんなところに居たのか……。ゆるキャラも転職を経て生き延びていくことを学んだのである。ちなみにその「せとうち銀行」も、合併により消滅してしまったのだが。

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そんなことよりLECTのことを。写真↑の奥に見える白い建物がLECT。撮影したのは草津という地域から。草津は昔から港があり、かつて参勤交代に利用されたという歴史がある(いまの草津港は少し離れた埋立地にある)。

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LECTへの公共機関でのアクセスは、JRであれば広島駅から西に4駅目の新井口で下車。歩いて商業施設のアルパークにあるバスターミナルからLECT行きのシャトルバス(100円)に乗るとあっという間に到着する。

市電(広島電鉄路面電車)であれば草津駅で下車し海側へ15分歩く。歩くのが嫌なら商工センター入口駅(=JR新井口駅と直結)を利用し先程と同様シャトルバスに乗ればOK。

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リトルプレスフェアは蔦屋書店の一階、どちらかというとカインズ側のスペースで開催されている。LECTに詳しい方なら「SUZU CAFEの近く」で通じるだろうか。レジにも近い。誠光社さんの平積みと、壁面いっぱいのリトルプレスたちがお出迎え。

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じゃーん!ほんとにやってる!

ちなみに、撮影およびSNS等での発信はOKと、スタッフさんに快く許可いただいた。奥へ進むと私の本が……

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あるーーー!*1こけし時代」の上にある!ちゃんと新刊用のスペースもあけてもらっている!夢のようだ。蔦屋書店のディスプレイとライティングのおかげで、心なしかいつもより美しく見える(※本はいつも通りの印刷です)。蔦屋書店や蔦屋家電ブランディングの意味を見せつけられた気がする。

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この日は新刊の納品だったが、ちゃっかり自分の本も購入した。「月刊ビル」の1と2。そして「こけし時代」のフリーペーパーを頂戴する。他のメジャーな出版物だけでなく、リトルプレスからももちろん学ぶことが多い。紙の材質やページ数など参考になる。

他にも魅力的な本がたくさんあった。眺めているだけでも楽しく「ジャケ買い」したくなる本もいっぱい。そしてニッチでマニアックなジャンルの数々。このようなお祭りはなかなか無いので、ぜひこの機会に。文学フリマ広島に行きそびれたよ、という人にもおすすめである。

*1:前回のエントリーと同じ写真で申し訳ない