文化的生活の記録

「旅文学」の小さな本を作っています。

お盆の風景

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お盆で子どもが夫の実家にお泊まり。ナイター中継を見ながらツマミのような晩御飯を食べる。夫は晩酌のせいで居眠りを始めた。私は食べ過ぎた体をベッドにドスンと投げ出す。お腹の重みが薄れたら本を読もう。それまではブログの時間。

こういうときも本を買うくらいしか時間つぶしの方法を知らない。ウインドウショッピングもいいけれど人の多さに疲れてしまった。最近のブームに便乗し慌ててオープンさせたらしきタピオカミルクティ専門店の行列も拍車をかける。やはり私には図書館か本屋しかない。

残念ながら図書館は本日休業であったため書店に向かう。先日購入した『ベスト・エッセイ2019』も半分まで来た。その流れで物語ではなく気軽に読めるエッセイを探していると、中村文則さんの本が目に入る。

中村文則さんの名はずっと知っていたが、重厚なイメージで長年読むのをためらっていた。しかしある日、友達が中村文則さんとかつて同じ場所(友達のプライバシーもあるので詳細は書くまい)に所属していたことがあると聞いた。そうなると、なんとなく親近感が湧くのは私だけだろうか。同郷だとか同い年だとか、そういうきっかけで手にする本もあるはずだ。

1977年生まれ、ほぼ同世代である中村文則さんの本、何度か図書館で借りてみたものの読みきれず期限が来てしまっていた。ここでしっかり向き合っておきたいと思ったところに遭遇したエッセイ集。迷わず購入。

大して喉も渇いていなかったが、熱中症予防も兼ねてカフェに入る。隣の席で幼児とおばあちゃんが寛いでいる。正確にいうと寛いでいるのは幼児だけで、おばあちゃんは幼児の落としたスプーンやクリームの回収に落ち着かない様子。ふと我が子を思い出す。夫の実家で同じようにご迷惑をかけていないだろうか。しかし、これもまた夏休みならではの機会。多少甘えるのも必要だよなと本を開く。

ベスト・エッセイ2019

ベスト・エッセイ2019

 
自由思考

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子どもには、欲しがっていた『54字の物語』を。明日渡そう。

意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語

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